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Andante (アンダンテ) 
音 羽 教 室 1:1個別指導専科

小学校5年生/受験

1:1個別指導の職に従事していると、様々なケースに出遭います。
中受から例を引くと、小2の終わり頃から有名な集団塾に通ったが、
第二志望にも届かなかった生徒。或いは、小5の三学期からの
スタートで偏差値上位中学入試をパスした生徒…などなど。

この仕事で頻繁に訊ねられる質問の一つに…『中受を考えるなら、
何年生(orいつ)頃からが良いのでしょう?』
と、言うものがあります。
対応は簡単です。それは…『生徒毎に異なります』と、言う答えです。

話をした事も無く、逢った事も無い生徒に関して、お問い合わせ時に
『(ウチの子は)いつから中受の準備を始めるべきか?』と問われても、
お返しできる範囲は下記の様な一般論になってしまいます。しかし、
一般論やモデルケースを語るなら、1:1指導はそもそも不要です。

『生徒毎に異なります』、若しくは一般論…極論すると、お問い合わせの
タイミングではこの二種類しか回答内容の基調は存在しない訳ですが、
キャラや個々の学習進捗は抜きにして、スケジュール的な1:1対応の
逆算の一例(一般論)としては、ザックリと以下の様でしょうか?。

小6:二学期
 算国:応用・発展を終えて、早目に志望校の過去問。
 理社:物理・化学・公民の最終確認から複合問題を経て過去問。
小6:夏期
 算:各分野の確認から複合問題
 国:記述対策
 理:物理・科学分野の計算問題の仕上げ
 社:歴史の仕上げ〜公民
小6:一学期
 算:場合の数+整数問題・特殊算の再確認
 国:文法・難字・小説読解
 理:生物・地学及び暗記系仕上げ
 社:歴(通史確認)・地(数値/順位の確認)
小5:三学期
 算:立体を含む図形問題の仕上げ
 国:随筆・詩+熟語・慣用句などの確認
 理社:物理・化学の非計算系分野の確認/近現代史の確認
小5:二学期
 算:図形問題対応
 国:論説文読解
 理社:地学分野の補完/歴史分野の補完
小5:夏期
 算:速度問題対応
 国:指示語・接続語・段落構成の確認
 理社:生物分野の補完/地理白地図などの基礎補完
小5:一学期
 算:割合問題対応
 国:漢字・語句・語彙の補填

上記は代表的な項目を挙げた一例で、生徒対応/現場状態:如何です。
解説や補足などで、更に私見を述べるには些か紙面が足りませんが、
カリキュラムの遅目の設定理由は小学生期は成長が著しいからです。
10歳で出来なかった内容も、12歳でならクリアできる事も起こります。

逆に、4年生終了時までに仕上げておくべき項目も透けて見えて
来るのではないでしょうか?。早期学習学齢相応相克に加えて、
生徒個々人の発達状況などを加味・鑑みて、組むべきかと考えます。

しかしカリキュラムは所詮はカリキュラムです。受験指導や1:1指導には
スケジュールと同等以上に大切な事必要なもの があります。

レベル
目的
対象小学生
科目英・数・国・理・社
期間
授業形態個別
実施曜日火曜日〜土曜日(日・月:休講)
実施時間
クラス編成1:1指導…クラス編成無
教材