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時習学館

[2009年6月20日]

消しゴムを使わない勉強法

今日は、消しゴムを使わない勉強法についてのお話です。最近の消しゴムは性能がよくて大変よく消えます。その分、消しかすが机の上にはいっぱい。そこで、教室では、消しゴム禁止令を発令して、筆箱にしまっておかなければ没収してしまうルールを取り決めました。はじめのうちは、空き箱にかなりの消しゴムがストックされましたが、ルールの浸透とともにストックはゼロとなりました。
さて、本題、塾ではたくさん間違えていいと話しますが、間違えは消しゴムで消さずに、傍線をひいて残す。なぜ間違えたかをわかるようにしておくことが、次にその部分を見たときに、「あっ、こないだここで間違えたから注意!」という指令で正しい答えを導くことができるわけです。
同時に、消しゴムを使えない分だけ、集中して字を書いたりするので間違いがすごく!減るわけです。
早書きをしてケアレスミスが多い場合、消しゴムの使う量を調べてみたら相関関係が大有りです。ちょっと注意してみてください。
(鉛筆でなくボールペンを使う勉強法と共通しています)
筆箱の中の消しゴムがアクセサリーになるのも近いですね。