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時習学館

[2011年8月3日]

読書感想文を書いてみる

夏休みも3分の1が過ぎて、宿題をまだ手をつけていない人がいたら、そろそろ取り組んだほうが良い時期ではないかと思います。

子ども達が嫌いな宿題のナンバー1は、「自由研究」か「読書感想文」と言われていますが、「読書感想文」についてアドバイスを。

1 題材の種類はなんですか
2 どうしてこの本を選びましたか
3 読んでみて最初の一言は
4 ドコが一番印象的でしたか

と、まず本屋さんに行けば、感想文のための選書コーナーがありますので、お子さんの好きな本を選びます。

1 愚息は、物語を読むほうではなかったので、サイエンスものを良く選びました。好きなジャンル選ぶ
2 ページが薄かったから選んだ、お母さんがこれにしろと言ったなどは選んだ理由から除外です。理由は大切です
3 面白かった、何が、ドコが。つまらなかった、どうして。
あまり期待しないで下さい。今は学校でそんなに詳しく指導していませんから、お子さんの答がショボイなんて思わないで下さい。
4 一番印象的だったのは、と順を追ってメモしていきます。
一つに絞れないことは多いですから、いくつあっても構いません
ドコが一番良かったかを素にする為に、ポストイットを本にはさみます

感想文を書くと言うと粗筋を書き出す子が多いですが意味ありません。

1 ここまで準備が整ったら、白い紙にメモを書き出します。
2 気がついたこと、思いついたことをアトランダムに
   ココでは順番はつけないで20個、30個と
3 グループ構成を考えます
   メモした(言葉)をグループ分けします
4 3をもとに、書くための構成を行います
   書き出し(自分の主張)
   本文
   まとめ
   ※起承転結など複雑なものより、序・本・結がベター
5 最終構成を考えます
   削る

ココまでくれば、原稿用紙に向って書き始めても、1〜2時間で、2〜3枚の感想文は、苦もなく書けるはずです。

【メモと構成】を意識して書き出しをさせて下さい。