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時習学館

[2009年11月7日]

点数がつくことは学習の弊害となる

 子供たちのひとり学びを促進するために様々な工夫がある。そんな中で大切なことを振り返ると、先生のテストの評価で正しいと思われるのはどれを選びますか。
 A コメントが書いてある
 B ○×があって点数がついている
 C ○×があって点数がついていてコメントが書いてある
 きっと若いときの自分ならCが正しいと思い子供たちのテストの採点をし、コメントを書き込みました。年をとったせいか、子供たち様子をじっくりと見守る余裕が出てきました。教え込むことよりも引き出すことの重要性がそこにあります。
 点数をつけてしまうとそこで成長が止まってしまう。テストをやったとき答えあわせを自分で答えを見つけさせて行う。効率重視もありますが答えを導き出す過程を大切にしたいですね。