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時習学館

[2009年12月15日]

お子さんに本を読んであげて

 世界で父親が子どもの教育に関与している民族はユダヤの人だと昔聞きました。どんな関わり方をしているのか、そしてユダヤの人が成人してどうなるかを聞いたところ、父親が歴史をわが子に読み聞かせたり、そのことが成人して後、経済分野を軸にして、世界中で活躍する民族になっているとのこと。
 さて、普段は遅く帰るお父さんは、日曜日くらいは、わが子を膝にのせて、本を読んであげることを週一回でもしてあげてください。子どもは、いつも同じ本を持ってきます。でも、お父さんに読んでもらう本はお母さんが変わっても駄目で、お父さんに読んでもらいたいようです。日曜洋画劇場もありますが、週一度のふれあいでも、子どもの幸せそうな顔を見ながら、そのうち自分もうとうと状態に、この間お母さんは自分の時間だったり、他のことに集中もできます。
 実は、この幼い頃からの習慣は、子どもが成長するにつれてとても大きな効用を生みます。
 お子さんの成績は上位をキープ。自然に勉強するタイプで、自立学習をする子どもになります。親子でゲームもいいですが、こんな読みきかせを幼い頃から続けていると、小中学では勉強に困らないはずです。
 お母さんに任せきりで自分に関係ないと思っているお父さんは今日からでも初めてみてください。