[2009年4月24日]
お母様方と話をしている時、自分のお子さんのいいところ(長所)をお聞きすると難しく考え込まれることがあります。悪いところ(短所)は即座に出るのですがとおっしゃいます。
私たち日本人は、謙遜することが美徳と考えることが多いですが、いいところを主張できることも大切かもしれません。普段の何気ない、当たり前に思えることが、実はすごいとまではいかなくても長所かもしれません。
子育てでは褒めなさい。なかなかなくてと思われていても結構あるかもしれません。例えば、朝起きて、挨拶ができる。街で近所の人に会っても、挨拶ができる。そんなことを、自慢しなくても、自分のお子さんの素敵なところだと思ってください。
実は、最近大人の方でも、自信のない人がたくさんいます。あまり自慢げに話されると嫌気も差しますが、小さな長所の積み重ねが、いろいろなことへの自信につながり、積極的に物事に取り組むようになります。
「部活に入った時は自分が一番の下手くそだったのに、毎日さぼることなく練習していたら、今じゃレギュラーだよ。」今も、周りがさぼっても朝練も、土日の練習にも一生懸命な子がいます。
お母さんやお父さん、是非わが子を褒めてやってください。それとお互いに恥ずかしいでしょうけど感謝を言葉にしてください。