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学研CAIスクール
中村橋教室

[2010年12月31日]

たくましく巣立って行きました

今年、十年目を迎え、塾や自分自身の節目ではなく、今年は、「人(子どもたち)の成長の大きな節目」を目の当たりにしました。
この十年間で送り出してきた多くの子どもたちの一割にも満たないのですが、卒塾した生徒たちとは、今もなお何らかの形で連絡があったり、交流があったりします。

中学校時代、成績優秀だった子が難関大学に合格するケースはごく普通にあります。言うなれば予想通りですが、そうではなく小中学時代、決して成績が良かったとは言えない子たちの驚異的な躍進ぶりに、目を見張るどころか仰天してしまいます。

大学附属病院にレントゲン技師として就職した数学に苦手だった男の子。
赤坂のお店でパティシエの見習いになった不登校だった男の子。
姉のようになりたいとアメリカに留学したとても複雑な家庭の中国出身の女の子。
開校以来の快挙となる難関大学へAO入試で合格を果たした男の子・・・ などなど。
どの子も当時の成績は決して誉められたものではありません。

改めて、小・中学校時代の成績はあてにならないものだ、と痛感することしきりです。
ただ共通して言えることは、この飛躍的な成長を遂げた子たちは、好きなことにはとことん熱中し努力することと、素直であることです。

そして、異口同音に、
「あのころ言われたことがようやくわかった。やっと勉強の大事さがわかった。」と言ってくれます。
心底うれしさがこみ上げてくる瞬間です。



来る平成23年が皆様にとって、今年よりもさらにすばらしい年になりますよう、お祈り申し上げます。



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※写真は庭で赤い実をつけた、センリョウです。