[2011年8月30日]
夏休みがあっと言う間に終わりました。
学校の授業が始まり、塾での通常授業も始まりました。
さて、先週と今週は授業の冒頭で 「川柳あそび」 を取り入れています。
テーマは 「夏休みの思い出」 です。
これがどうして、ハマりまくりです。
生徒に夏休みの様子を 「何が楽しかった?」 「どこに行った?」 「何をやった?」 「○○はどうだった?」 などと直接聞くよりも、五・七・五の短詩にした方が素直に自分の気持ち表すことができ、こちらも手に取るように様子がわかります。
口頭で説明するのが苦手な子も、五・七・五の型に収まらず最終的に未完成となっても、作文のように文章にする必要がなく楽に自己表現ができるので、みんな積極的に取り組めます。
自分の内なる感情や思いをうまく五・七・五の中で表現できたとき、ささやかな満足感と充実感を感じているようです。
また、言葉を一生懸命考えますので、発想がどんどん膨らみ、語句に対しての学習効果も期待できます。
自分の思っていることや感覚にぴったり合った言葉が見つからないときは、助け舟を出してあげます。そこで知り得た納得の言葉は、忘れないばかりか、既に自分の言葉として普通に使うことができるでしょう。
では、昨日までの成果をご紹介しましょう。
なかなか含蓄の深い秀作です。
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海水浴 波がこわくて 熱中症
初めての海水浴で張り切っていたのですが・・・ 最初は怖いものです。
クソ暑い 何で鍋なの もういやだ
お父さんは、チゲ鍋が大好物なのだそうです。
ぼくよりも 田舎のじいちゃん めちゃ元気
長生きの秘訣は、孫の顔を見ることです。
夏休み 今年は宿題 がんばった
「今年も」 ではなく 「今年は」 がミソ。
エサ忘れ 死んだ金魚に ゴメンナサイ
亀とカブトムシは無事だったようです。よかった。
けんかして ソフトクリームで 仲直り
仲直りをしたというよりも、ソフトクリームを食べたら兄弟げんかをしたこと自体を忘れてしまったよう
です。
夏キャンプ 今年のカレーは 大絶賛
家で何度も試作したそうです。
川下り スリル満点 最高さ
例の事故があっただけに・・・ 無事で良かった。
宿題を 今年もパパが がんばった
毎年、自由研究はパパの密かな楽しみだそうです。
海水浴 日に焼きすぎて 水ぶくれ
これは相当つらいです。今はもう治って腕はまだら模様。