パソコン版を見る

学研CAIスクール
中村橋教室

[2011年10月18日]

2学期に向けて(公開授業を参観して)

公立中学校は、1学期(前期)が終業し既に2学期に入りました。
通知表の評価・評定に一喜一憂している頃でしょうか。

2学期制になってからは、夏休み直後にある定期考査の結果が1学期(前期)の成績を大きく左右しますが、生徒たちにとってはこの定期試験は少々鬼門のようです。
しっかりできる生徒とそうでない生徒の差が毎年顕著に表れてしまいます。

塾では意識付けを早めに行い、夏休みボケを一日も早く解消して頭と体を “試験モード” にしていきますが、どうも “ゆったりモード” から抜け出せない状態で試験に突入してしまう生徒が少なくないのが実情です。
この結果が通知表に反映されてしまって後悔している人も・・・

ここで過ぎ去ったことをくどくど言っても仕方ありません。
来月の試験では、前回不本意だった人は同じ轍を踏まないよう、是非挽回して欲しいところです。


ということで、
2学期に向けての(ちょうど1ヶ月後の定期考査)に向けてのアドバイスです。

1.塾の授業を能動的に受けましょう。

つまり、できるだけ塾を「解決の場」としてうまく利用する。
言うまでもなく、塾は学校と違って毎日朝から夕方まで居る所ではなく、限られた時間の中で効果的な学習が必要になるわけです。

2.何はともあれ学校が基本。学校の授業の理解度をさらに上げる工夫を心がけましょう。

客観的なチェック方法としては、学校の授業を受けた直後にその授業内容のテストを仮に受けたとしたら90%は正解できるかどうかです。
つまり、まずは 「真剣度合い」、「集中度合い」 を高める努力をする、ということに他なりません。

3.自宅での復習・練習を怠らないようにしましょう。

塾からの指示に従って、(塾で指導を受けて自作した計画表に基づいて)自宅での効果的な学習を継続させることが、学力を上げる必須条件。



今月上旬に、2校ほど「公開授業」を参観し改めて気がついた点を考慮して、塾と学校と自宅それぞれの注意点を上記の通り一つずつ挙げてみました。

全く特別なことではなく、至極当たり前のことなのですが、結局はこの当たり前のことができる人とできない人の差が成績の差として如実に表れているのも現実なのです。


公開授業を見学した第一印象としては、
「やっぱり、このような授業の受け方では、塾でもう一度やり直す必要があるのは当然だな」
ということです。

「学校でわからなかったら塾で教わればいい」 という甘い考えは言語道断です。
これでは、塾の時間がなんてもったいないこと。
ステップアップした学習をする時間が取れません。

どうしても学校で解決できなければ、塾をどんどん駆け込み寺にして構いませんが、学校でさぼってしまったフォローをするために塾を利用しても、成績は飛躍的には上がらないでしょう。

学校でできることは学校で、塾でしかできないことを塾でやりましょう。

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

10/9(日)武蔵横手から高麗まで山里を山歩きしてきました。

img1
img2 遅咲きの高麗巾着田の彼岸花・・・まだ間に合いました

img3 物見山より・・・東山魁夷の描いた壁画のようでした

img4 日和田山より・・・”気持ちいい”の一言