[2012年8月5日]
福島でボランティアに汗を流している高2のMくんからメールが届きました。
子どもたちやお年寄りの方々にとても慕われているらしく、すっかり土地っ子になっているようすでした。
彼は、来年ある大学のAO入試のために活動実績を作ることを目的にボランティア活動を行っているのですが、その目的とは別に全く予想外のところで、相当自分自身を見つめ直す強烈な経験をこの2週間足らずの間にしたようです。
あまり詳しいことはメールに書かれていませんでしたが、とにかく人生観ががらりと変わったというのです。
100冊以上の本に相当する、と表現していました。
「元気付けるために行った自分が、逆にめちゃくちゃ元気付けられた」 とのこと。
ある漁師のおじいちゃんから、
「死後の世界はない。だから今を大切に生きなさい。」 ・・・と、
えらく励まされ、心にずしんと響いたらしいのです。
このおじいちゃんの言葉に衝撃を受けた一方で、小学生の接し方に手を焼いている、頭を抱えている、との訴えの方がかなり深刻で切実でした。
小学生とどう付き合えばいいのか、という相談が実はメールの本題でした。
どうやら、かなりいじめられているようなのです。小学生から???
いや、いじめではなく完全に遊ばれているのでしょう。
いたずらが高じて、下着のパンツをほとんど隠されてしまって、出てこないとのこと。
これは傑作です。
まあ、これも人徳でしょう。 彼のフレンドリーでめちゃくちゃ優しい人柄ゆえでしょう。
来週、日帰りですが彼に会いに行ってきます。
「ちょっと、いや、かなりおしゃれな(?)ボクサーパンツをネットで見つけたので、持って行きます。楽しみに!」
と、彼に返信しました。
石神井公園にて