パソコン版を見る

学研CAIスクール
中村橋教室

[2013年1月24日]

合格祈願

img1 湯島天神

2週間前になりますが、今年も最後の “神頼み” に行って参りました。
毎年、混雑する時期を避け、七草を過ぎてから平日にお参りに行くのですが、今年は少々様子が違いました。
混雑していない時期とは言っても、境内は結構な人出で、まだまだ正月の活気があり賑わいを見せています。例年は・・・。
ところが、今年は参拝者が幾分少ないような気がしました。


日を少し遡って、1/4付けの朝日新聞に「合格祈願代行します 護摩たき動画ネット配信も」という記事を目にし、とても気になっていました。
さては、このせいか、とも・・・


記事にはこうあります。

********************************************
受験シーズンがやってきた。試験直前、一刻でも惜しい受験生らを相手に、神頼みを代行するサービスがある。御利益のほどは――。
 東京都台東区の業者は「オンデマンド祈願」と銘打った代行サービスをしている。奈良県の寺などで修行を積んだという「修験者」が、依頼者の願いを書いた護摩をたいて祈願。その様子の動画をネットで流す。
 1回の依頼で3千円。動画の冒頭には「心を集中し、軽く合掌してください」のテロップ。依頼者が自宅で手を合わせる。最後に「無事円満成就されました」と流れて祈願終了だ。代表の男性(63)は「時代に即した祈願の形です」と胸を張る。
********************************************

何でもネットで済ませてしまう(?)世の中になってしまったのでしょうか。
そもそも、祈願すること自体、他力本願だから自分でお参りに行こうが、第三者に祈願を代行してもらおうが、考えようによっては同じなのかもしれません。


もちろん、遠方の人にとっては、待ってましたとばかりに利用したいのかもしれませんが、どうも心情的にしっくりきません。
でも、よくよく調べてみると、代行業者ではなく、神社が自ら実施しているところもあるようです。対抗措置的な意味合いもあるようですが。


いずれにしても、合格を願う気持ちには、嘘偽りはなく純粋な気持ちであることは間違いないでしょう。


img3  img4 神田明神

2/1受験のSくんいわく、
「5つの神社に行って、合格お願いしてきた!!」
と意気軒昂。


何はともあれ、この元気と自信が入試でものを言うのです。