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学研CAIスクール
中村橋教室

[2013年12月16日]

イギリスのなぞなぞ

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週に1日か2日、授業の前に “なぞなぞ大会” をやっています。曜日によっては全て参加できる人もいればそうでない人もいますので、少々不公平感はありますが、とてもいいウォーミングアップになっています。

頭をフル回転させ、脳味噌を絞っています。相当真剣な表情からその様子が窺えます。頓知を利かせた答えを要求するなぞなぞは、単なるクイズと違って柔軟な思考力と発想力を要します。また、言葉の意味をこじつけたり、駄洒落や韻を踏んだりするものもあるので、自然と言葉の知識も増えてきます。

正解を言い当てたときの誇らしげで満足そうな表情や、名答に思わず感心したり、つまらない駄洒落やギャグにがっくりしたりしたときの表情が何とも豊かです。

なぞなぞは、わかりそうでわからないワクワク感が知的好奇心を刺激します。
ご家庭でも、しばしテレビを消してちょっと知的 (?) な時間を作ってみてはいかがでしょうか。



さて、ここで、一つなぞなぞを・・・

イギリスのなぞなぞです。

  1人では持て余し、
  2人で十分
  3人ではだめになってしまうものは?




1人では成立しません。関わる人が増えれば増えるほど、漏れる可能性が高くなります。
そう、答えは 「秘密」です。

今まさに、世を騒がせている特定秘密保護法。
何を秘密にしているのかも秘密になってしまう。国民の知らないところで何が起きているのか、とても恐怖心を覚えます。

ところで、イギリスの秘密の話とくれば、ジェームズ・ボンドと秘密情報機関を思い出します。
ご存知の通り、ジェームズ・ボンドは 「007シリーズ」 に出てくる想像上の人物ですが、秘密情報機関の方は、国外諜報を目的としたイギリス情報局秘密情報部 (Secret Intelligence Service = SIS) として実在します。

SISの公式サイトには次のような記述があります。

地域安全保障、テロリズム、大量破壊兵器、違法薬物の増加などは、全て21世紀における重要な課題である。これらの問題に直面する政府を助けるのがSISの任務である。
この任務により、SISはあらゆる情報の出所、入手方法などを極秘事項とする。従って当サイトについても、同様に扱うものとする。

イギリスでは、秘密は3人寄ればだめになってしまう、と言われているのだからSISの秘密も2人だけのものかもしれません。

さて、安倍さんは何を企んでいるのだろうか・・・