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学研CAIスクール
中村橋教室

[2014年10月12日]

頭が良くなる食材

「頭が良くなる食材大図鑑」 こんなタイトルの雑誌を定期健康診断で行った病院の待合室で見つけました。
しっかりメモをしてきましたので、簡単にご紹介します。


●主食は、食パンではなく、やっぱり白いご飯。
白米は、脳の神経伝達物質などを作るアミノ酸がバランスよく含まれている (食パンの2倍近く) ので、 「ご飯」 に軍配。

●大豆成分は、脳の循環を良くする
納豆には、記憶力の源になるレシチンが多く含まれている。 (豆腐の2倍以上)
さらに 「ナットウキナーゼ」 という酵素が血液をサラサラにする。

●脳をフレッシュにするブルーベリー、緊張には柑橘系
ベリー類 (ラズベリー、イチゴなど) 、プルーン、ぶどう、アサイー は、強い抗酸化作用で、脳の疲労物質を除去して頭がすっきりする。
「今日は気合いを入れて勉強するぞ」 という時の前に一口。
抗ストレスホルモン生成で緊張に打ち勝つには、キウイ、いちご、柿、ネーブルなどがいい。
アセロラ飲料 (果汁10%) や100%みかんジュースも含有量が多い。
テストになると緊張する子は、当日の朝ビタミンCを摂るといい。

●脳に酸素を送る鉄が豊富なひじき
「鉄」 の含有量が断トツで多いのが 「ひじき」 。 コンブの14倍、豚レバーの4倍。
ひじきには、鉄分のほかにも、カルシウム、リン、亜鉛、カリウム、ナトリウムなどのミネラルや食物繊維が豊富に含まれる。
この中で学力に関係あるものはカルシウム。神経細胞の働きに不可欠で、不足すると感情の制御に影響が出る。

●ビタミンEは “脳の守護神”
野菜が健康にいいのは言うまでもない。では、頭にもいいのはビタミンEを多く含む カボチャ、アボガド、赤ピーマン (緑ピーマンはそれほどでもない)、ブロッコリー、春菊 など。
また、ナッツ類、特にアーモンドのビタミンE含有量は飛びぬけている。

●魚はDHAの多い 「青魚」 (皮の色が青色の魚)
DHA含有量ベスト5は、マグロ、サバ、ブリ、ハマチ、サンマ。
糖質もタンパク質も栄養素として大事だが、実は、脳の栄養素として脂質が最も大事で、その代表格がこのDHA。
特に、魚の頭部、目玉の裏側などは数倍のDHAがある。
魚の目玉を食べると頭が良くなる、と言われるのは本当なのだ。

●やっぱりお肉。では何が一番いい?
脳のエネルギーを燃やすには、豊富なビタミンB1が含まれる豚肉がベスト。
ひき肉よりも、モモかヒレの方が含有量が多い。牛肉や鶏肉と比べると、何と10倍以上のビタミンB1が豚肉には含まれている。



野球の試合の当日の朝食で、「納豆」 を食べるとヒットが打てる。
模擬試験の日の朝、「キウイ」 を食べるとテストに集中できる。
ピアノの発表会の前日の夕飯は、必ず「とんかつ」 にしてもらう。

など、子どもたちにもちょっとしたこだわりがあります。
ここぞというときの“勝負食”は、どうやら験担ぎではなく、理にかなっているわけです。



スーパーでの買い物で食材を選ぶとき、 “脳に効くもの” を選んでみてはいかがでしょうか。
値段も品質も同じくらいなら、いつもの食材を変えてみると、食卓も華やぐかもしれません。