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学研CAIスクール
中村橋教室

[2015年3月3日]

合格秘話・悲話・逸話

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今年も、無事入試が終わり、合格の連絡を受け、ほっと安堵の瞬間です。
電話の声が皆全く違います。
「こいつ、こんな元気だったっけ????」 と思うぐらい弾けています。
電話の向こうの満面の笑みが容易に想像できます。
報告する方も、その朗報を受ける方も、至福の瞬間です。
合格というものは、今までのどんな苦労も、辛いことも、嫌なことも、洗い流してくれる妙薬です。


さて、終わってみれば皆懐かしいことばかり。
その時は大真面目でも、今となってはちょっと笑える話も尽きません。
本人の名誉のために、若干濁しますが、幾つかご紹介します。


お母さんと大喧嘩した中3女子。
塾に来たはいいが、むろんその日は集中力がありません。
いつも元気な子が妙に静かで気味が悪い。
問題を解いていると思っていたら、急に天井を見上げてしばし放心状態。
その日は来た時に、神妙な顔をして喧嘩の件を漏らしていたので、一切注意はしませんでした。
そこまではいいのですが、授業が終わっても帰らないのです。
時間は刻々と過ぎ、10時半をまわってしまいました。
そして、とうとう送っていくことに・・・
そんな彼女が、第一志望に合格。
発表の翌日に会ったとき、「お母さんに勝った!」と、一言。


3回に2回は泣いた小6の男の子。
まあ、よく泣きました。
泣いた数だけ強くなった、とも言えますが・・・
ちょっとしたことで泣いてしまいます。涙腺の蛇口が緩みっぱなしです。
忘れ物もしょっちゅうで、カバンに入れたはずのものがないと、それだけで泣いてしまいます。
そんな子が、2/1の午前の試験で第一志望校の合格が決まりましたが、そのあと予定していた試験も試しに受けてみる、と言って受験し、見事合格。
最後の最後で根性を見せました。


受験をやめかかった小6女の子
11月のテストで、成績がガタ落ちしてしまいました。
そこで、今まで張りつめていた気持ちに大きな穴が開いてしまい、無力感に襲われてしまいました。
そこで、彼女はもう受験はしない、と言い張ってききません。
ところが、数日後家族で行ったホテルのケーキバイキングで、「受験しないなんて言っていない!!」と言い出したらしいのです。
やる気を再度起こさせたのは、好物のケーキでした。


どの子も、一回りも二回りも成長しました。
受験は、何かを犠牲にしているとは思いますが、やはりそれ以上に得るものは大きいと思います。
それは、一生の財産にもなる大きな副産物です。


みなさん、合格おめでとうございます。
でも合格はスタートラインに過ぎません。これからが本番です。
これからさらに飛躍してください。