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学研CAIスクール
中村橋教室

[2016年1月3日]

明けましておめでとうございます

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新しく迎えた平成28年は、昭和から91年を数えます。
干支は丙申(ひのえさる)の年です。
暦を調べてみると、知らないことが多く、なかなか興味深い発見があります。
ちょっと紹介しましょう。

「丙」 は十干の3番目で、 「火の兄」 という意味です。
「あきらか」 という意味もあり、左右にしっかり開いた形で開運の相を示しています。
「申 (さる) 」は、 「もうす」 の他に 「のばす」 という意味もあり、十二支の9番目です。
曲りを正して真っすぐにのばし、 「明らかに正しいことを申す」 ということにもなります。

今年は、この干支にあやかって開運の年でありますように、人生を真っすぐに伸ばしていきたいものです。


さて、話は変わって、年頭にあたり改めて今年の指導方針を示したいと思います。
方針の根幹は変わることはありませんが、今年は今まで以上に注力していく点があります。
端的に言うと、ティーチング (相手に答えを与える指導) とコーチング (相手の内側から答えを引き出す指導) のバランスを、感覚的には今までの6:4を逆転させていきます。
つまり、知識を教えることを重視するよりも、どうしたらいいのか、どうすべきなのかを常に問いかけながら、自分の頭で考えさせ、自分に気づくように導いていきます。

言い換えると、究極的に 「自分はこうしたいのだ」 と、自分で願えるような発想を促していきます。
まずは、 「認めてあげる」 「引き出してあげる」 「応援してあげる」 この3つのことから、 「意志」 を育てていきたいと思います。

今年で、中村橋教室は16年目に入ります。
この間、子どもたちも大きく様変わりしました。残念なことに、子どもたちの自立 (自律) 心は低下傾向で、依存心は上昇傾向にあることが感じられます。

近頃の子どもたちは、従順で聞き分けは良く、とても真面目で一見いい子なのですが、受身・指示待ちで他律的な様子が窺えます。
少々飛躍しますが、 「意志」 を育むということは、 「将来、今の自分が幸せになるためには、何が必要か」 、という発想や姿勢につながってくるのではないでしょうか。