[2016年5月25日]
こんばんは、春田校の共田です。
英語で評定5を取るためには!!!
このブログを書く日を待ち望んでいましたが、やっとその念願がかないました。
今回の中間テストにおいて、毎回英語のテストが60点台の生徒が
96点を取ってきてくれました!!
決して楽ではなかったそのサクセスストーリーをどうぞご覧ください。
話は2ヶ月ほど前にさかのぼります。
ある保護者の方より、
「英語で点数が取れない」
そんな、ご相談を受けました。
その生徒は、私も担当している中学3年生のグループ指導を受講いただいている女の子の生徒でした。
英語担当の私にとっては、耳が痛くなるような話でしたが、実はどこに問題点があるかも熟知しているつもりでした。
そのままを伝えたところで、保護者をガッカリさせるだけだと思い、
授業後の無料勉強会をご提案しました。
無料勉強会とは、中3の一斉授業後(週3回)30分の居残り授業です。
無料なので、完全に私の趣味です(笑)
勉強会の初回は、コーチングを行い、自分の目標と、英語の課題、目標達成に必要なことを自己理解させました。
「先生、英語の定期テストで80点以上を取りたいです」
それが彼女から出た一番強い言葉でした。
中学2年生の段階で、おおよそ6〜7割の点数を取ってくる生徒だったので、それほど難易度は高くないなと思いましたが、それだと面白くないので、
定期テストで90点以上、確実に評定5を狙える点数を目指して勉強会に臨む事を決定しました。
一回の授業が30分ですが、様々な取り組みを行いました。
まずは決定的に、熟語や連語が苦手でした。
苦手というか、覚える作業をしていない、そもそも知らない。
それが、その生徒の弱点でした。
対策としては、中学3年間で学習する熟語や連語をある程度ピックアップして、覚えさせました。
方法は、英作文です。
定期テストで7割近い点数 = 文法事項は概ね理解している
そんな状況で、熟語や連語を混ぜた英作文を行わせると、単語の知識が少なく、既習の単語も曖昧な状態であることがわかりました。
30分の授業内で、単語のインプットに時間を充てるのもったいないので、問題の中で単語を覚えるようにさせ、もっぱら英作文、文章読解、並べ替えの問題に限定し、演習を行わせました。
週に全3回の授業の中の必ず1回は、リスニング対策です。
「私は、リスニングが苦手」
授業初回にそう言っていたこともあり、リスニングでも点数が取れるようになる対策を行いました。
30分、入試レベルのリスニング演習です。
正答率はかなり高く、認識の誤りを指摘しました。
「君は、リスニングができる」と
2週目あたりで、リスニングの授業をやめ、中3の文法内容を中2の3月の段階で指導し、4月から中間テスト対策を行いました。
実際のテストは5月20日前後ですので、かなり前倒しです。
テストが終わったあと、嬉しそうに報告に来てくれました。
[先生、英語100点かもしれません]
これほど嬉しいことは、ありませんでした。
結果、学年最高得点98点に対し、96点だったので喜んでいましたが、100点取って欲しかったなというのが本音です(笑)
間違えた問題はリスニング1問と、単元の重要表現1問(並べ替え)でした。
ここからは、誰しもに当てはまることです。
?テストで点数が低いのは、誰のせいでもなく自分の責任である
?誰でもテストで高得点が取れる
?テストの点は、学習量に比例する
今回の生徒も、問題点は明らかに学習不足でした。
運動系の部活動にも参加し、学習する時間を自分で生み出すことができていなかったのです。
一番重要なことは、自分でというところです。
高校生や、大学生、ましてや社会人になってまで誰かに依存しなければならない状態になってしまうのは好ましくありません。
EDIXの理念は「自立した強い個を育てる」ということです。
最強なのは、自学自習ですが、難しいですよね。
そのためにわれわれ講師が、その補助を担います。
今回は、その手助けが成功した一例を紹介させていただきました。
彼女に対しては当然、本日以降の勉強会は打ち切りました。
このまま勉強会を続けて目標の評定5を獲得するよりも、補助輪を外して、成功した方法を自分で真似て、自力で結果を掴み取る
そのほうが何倍も価値があるからです。
私も負担が減ると思いきや、新たに勉強会に参加するヤル気ある生徒が登場しているので、この勉強会を趣味の範囲で続けたいと思います(笑)
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学習に関してお悩みの子供達、保護者の方、ご相談ください。
最良のカリキュラムをご提案します。
担当 共田