[2016年5月26日]
こんにちは、春田校の共田です。
春田校には毎日誰かしらが、図書室で自習を行っています。
つい先ほども、少し時間があったので、自習生の様子を見てあげよう図書室に出かけました。
小学生が、ちょうど算数のテキストを開いていたので、まずは今週習った基本的な問題に挑戦させてみました。
立式が完璧だったので、式を立てた所で手を止めさせ、応用問題に挑戦させました。
すると手が止まってしまったり、目に見えている数字を組み合わせて式を立ててしまうなど、解法の手がかりとなる考え方が見通せない様子でした。
それらの問題に対しての、対処法として、教えるという行為は、あまり意味を成しません。
つまり自分で考えさせなければならないのです。
しかし自習に来て、過ぎ行く時間ももったいないので、考えかたの枠組みだけ、教えてみることにしました。
0から10まで考えさせるのと、5くらいのヒントを与えて、6から10を考えさせるのでも、大きな違いです。
最終的には0から10までの筋道を見通す力が必要ですが、段階を踏むことも重要です。
算数科として、算数の問題を解く時に一番必要な力は逆算の力ということをお伝えします。
Aということは、Bであり、Cとなる。
どの問題にも必ず糸口が隠されているので、それに気づけるようになれば一人前です。
〜だということは、〜であり、従って〜である。
連想ゲームのように問題を考えられるようになると、道が開けるかもしれません。