[2016年7月23日]
こんにちは、春田校の共田です。
先日、こんなお問い合わせがありました。
「7月24日(日)に開催されるジュニア広中杯のファイナリストに選ばれたのですが、ファイナル問題の対策授業をお願いします」
そもそも広中杯とは、日本人として2人目のフィールズ賞受賞者であり、算数オリンピック委員会会長でもある京都大学名誉教授の広中平祐にちなんで2000年(平成12年)に始まった数学の能力を競う大会である。
中学3年生までを対象とする広中杯と中学1、2年生を対象とするジュニア広中杯(2004年に開始。)に分かれており、これまでに広中杯は14回、ジュニア広中杯は10回開催されている。
トライアル地区大会
算数オリンピック委員会の指定する全国の会場で、6月(2014年は6月15日)に開催される。
ファイナル(決勝)大会
東京・大阪・福岡の会場で、7月(2014年は7月20日)に開催される。 また、表彰式は、入賞者を対象にして、東京・代々木の国立オリンピック記念青少年総合センターで、8月に開催される。
出典:wikipediaより抜粋
ジュニア広中杯とは上記のような算数・数学力を競う知の祭典です。
結局のところ、2時間の授業を組み、問い合わせがあった翌日に授業を行いました。
「ファイナリストに選ばれる人物とは、どのような人物だろうか?」
個人的に興味があったのですが、実際会ってみると、明朗快活で言葉の端々に知性を感じる人物でした。
愛知県でもトップレベルの私立女子中のN中学に通っており、小学3年生(私立)のころから独学で算数オリンピックに継続して挑戦している方でした。
「楽しかった」
授業後に言葉をいただいて、ご帰宅いただいたのですが、片道およそ一時間程度かかる場所からお越しいただいたので、担当者としてもほっとしているところです。
保護者の方の話では、「オリンピック関連の問題は内容が難しく、指導に応じてくれる塾はほとんどない」ということで、当塾にお越しいただく運びとなったようです。
明日のファイナルでは持っている力を最大限に発揮し、入賞を狙って奮闘してくれることを心より願っています。
ここまでお読みいただいた方にも是非、算数オリンピックやもちろん算数検定、数学検定など自分の力を競うさまざまな取り組みがあることを自分のお子様にお伝えいただきたいと思います。
共田