[2015年11月17日]
春田校の吉村です。
「どうしたら上手に記述できるようになりますか?」
よく、こんな声を聞きます。
記述にはコツのようなものがいくつかあって、
? 設問をしっかり読む!
「そんなの当たり前じゃないか!?」と聞こえてきそうですが、
意外とここができていない。
何を問われているか、何を答えるべきか理解できていないので、
解答も設問との対話が成立していない状態。
私はいつも、設問にも線を引いたり、印をつけるように指導しています。
それも、
「書きぬきなさい」
なのか、
「本文の言葉を使って」
なのか、
「考えて答えなさい」
なのかで、解答の書き方は大きく変わってきます。
? 主語から始める
設問中に主語が提示されていない場合、自分で補う必要があります。
? 比喩表現、指示語は使わない
特に指定されていない場合、上記の表現は使いません。
? 「簡潔に」ってどういうこと?
「簡潔に」とはどういうことかを生徒に尋ねると、
「簡単に書く。」「短くする。」
と答える生徒が多いです。
「では、どのように?」
と尋ねると、返答に困る生徒も多くいます。
修飾語を省くことで重要な語句を残しつつ、文全体を短くすることができます。
? 空欄補充はテクニックで解く!
設問中の空欄の前後に指定されている言葉を本文中からさがし、
該当する言葉を書きぬくだけです。
読解、というよりは、もはや「間違い探し」のレベル?(笑)
? 論理的な文章にまとめる。
ここが一番難しいところ。
本来は、自分の頭の中で自問自答しながら思考を深めていくのですが、
この自問自答の回数が少ない生徒は読解も浅いものです。
そこで、私の記述個別指導では、
実際に口頭で生徒と問答します。
それをメモしながら思考を深め、
筋道が通るような論理的記述文に仕上げさせます。
何回か繰り返していると、
それが習慣化され、自問自答できるようになります。
深く考えさせることこそが、実は上手な記述の第一歩なのです。
そこに生徒と指導者の相互の感情が介入すると、思うように進まない。
だから、家庭での記述指導は難しいのかもしれませんね。
そんなお手伝いが必要な方はどうぞ仰ってください。
と言っても、誰でも彼でも受け付けるわけではなく、
本当に成績を上げたい人だけを指導させていただきます。
マンツーマン指導となりますので、金額重視の方にはお薦めしません。
<現在、受付可能な時間帯>
対 象:小3〜小6(入試直前)
月曜日 20:10〜21:10 または、20:10〜21:40
火曜日 16:00〜17:00 ※19:30〜21:30は現在、指導中
水曜日 16:00〜17:00
木曜日 16:00〜17:00 ※19:30〜21:30は現在、指導中
金曜日 16:00〜17:00 ※19:30〜21:30は現在、指導中
土曜日 10:00〜12:00 または、15:00〜17:00
詳細は教室までお問い合わせください。