パソコン版を見る

EDIX
春田校

[2016年1月28日]

【中学生】 当塾の英語はちょっと違います

突然ですが、皆さん、

アクティブラーニング

という言葉をご存じですか?

「最近、流行りのやつでしょ?知ってるよ。」

という方もいらっしゃるでしょう。

では、アクティブラーニングとは何ですか?

と尋ねると、なかなか明確な回答が返ってきません。

文部科学省のHPによりますと、

「アクティブ・ラーニングとは、学生にある物事を行わせ、行っている物事について考えさせること」

とあります。

もう少し具体的に言いますと、

(アクティブ・ラーニングの一般的特徴として挙げられる点)

(a) 学生は、授業を聴く以上の関わりをしていること

(b) 情報の伝達より学生のスキルの育成に重きが置かれていること

(c) 学生は高次の思考(分析、総合、評価)に関わっていること

(d) 学生は活動(例:読む、議論する、書く)に関与していること

(e) 学生が自分自身の態度や価値観を探究することに重きが置かれていること

(f) 認知プロセスの外化※を伴うこと

※問題解決のために知識を使ったり、人に話したり書いたり発表したりすること

と記載されています。

今後、公教育においても、この「アクティブラーニング」がテーマとなります。

さて、当塾ではどのような取り組みを行っているかと申しますと、

私の昨夜の英語の授業をご紹介します。

現在、私、吉村は中学1年生の英語を担当しております。

授業の前半では、ネイティブ講師による指導です。

img1
まずは、自己紹介から。

生徒たちは自分の名前や、年齢、趣味などを伝えます。

しかし!!

正しい発音をしないと伝わりません。

生徒たちが苦労していたのは、thirteen と thirty の発音の違い。

頭ではわかっていても、フォニックスに従って正しく発音する必要があります。

img2

▲ この生徒さんはとても積極的で、自分から挙手して一番乗り!

しっかり発音を直されていました。

img3

▲ この生徒さんも積極的に話していました。

img4

▲ さて、次はプロジェクターにてホワイトボードに教科書を投影し、教科書の発音指導です。

まずは、先生の模範の後、皆が一緒に発音します。

そして、次は生徒一人ずつ、教科書1文ずつ発音します。

ここでも、正しい発音、抑揚などを指導します。

この後、ネイティブタイムは終わり、私の文法指導。

昨日はcanを使った疑問文、Whenを使った疑問文について学習しました。

問題集で演習した後、教科書を使って和訳に入ります。

生徒一人ずつに考えさせ、答えさせます。

前半で一人ずつの発音レッスンを入れていますので、

その後の単語や文の発音も、かなりネイティブ英語に近い発音でした。

mirror

を正しく発音できる中1生は何%くらいいるのでしょうか。

当塾生は完璧です。

ということで、当塾の中1生は既にUnit10が終わっている状態です。

宿題は問題集と英作文。

英作文では、次の授業時にネイティブの先生と会話できるように、

I can 〜. Can you 〜? の文を考えてくることです。

そのあと、ネイティブの先生から、その話題に関する質問や会話が広がると思いますが、

それは皆さんの英語力で乗り切ってください。

英作文において、伝えたい内容の単語が未習であれば、

自分で調べてきてください。

そこで、他の人や教科書とちょっと違うことを言えるとかっこいいよね。

と言うと、元気な生徒たちは、

「うぉーーーーー。燃えてきた!」

と雄たけび(?)をあげていました。

目的が変われば、取り組み方も変わるものです。

このような調子で取り組んでいますので、

愛知全県模試においても、当塾中1の平均点は全県平均を大きく上回っております。

教科書英語のカタカナ発音で満足していては

将来、大学受験で英語4技能を問われる際に困ることでしょう。

私の生徒たちに叫びたい。

Welcome to the Real World!!!

と。