[2016年3月2日]
こんにちは、春田校の共田です。
本日は、中学受験に求められる思考力について、書籍のご紹介と、私自身の考察について書いてみたいと思います。
書籍名
「小3までに育てたい算数脳」
著者
高濱正信 (花まる学習会代表 算数オリンピック委員会理事)
出版
健康ジャーナル社
衝撃的なタイトルですね、現在中学受験を目指す小学5年生や6年生の生徒自身、その保護者様の多くは、算数における思考力に課題があると思っている方々が多く存在していると思います。
文章題が解けない = 思考力が無い
早々に上記のような結論付けを行っていませんか?
ご紹介する書籍には、思考力をいくつかに分類し、それぞれを育むためにどのような環境が必要なのか、具体例を交えながら記されています。
その中に登場する「超えられない壁」の中の「試行力」に重点を置き、受験部の算数の指導を行っております。
〜ひとりごと〜
逆上がりが初めて出来たときを思い出してください。
一発で成功できましたか?
自転車に初めて乗れたときを思い出してください。
何度もこけて、傷だらけになりませんでしたか?
失敗したときの、お父さん、お母さんのリアクションを覚えていますか?
決して、「何でこんなことも出来ないの」などの言葉は聞かなかったはずです。
勉強も同じこと、「やりなさい」といっても聞かないのが人間です。
何度も失敗した後にある、困難を自分で克服したときの喜び感動を多く伝えていきたいものですね。
共田