[2016年3月26日]
こんばんは、春田校の共田です。
「算数が出来ない!!」そんな子供達のどこに問題点が潜んでいるかを分析しましょう。
?計算力
少なくとも四則演算をマスターしましょう。
たし算、ひき算、かけ算、わり算、全てをカバーすることができる演習法は、「わり算の筆算」を解くことです。
ケタ数の多い問題、小数を含むわり算(余りの出るもの)
それらを解くことが出来るようになれば一人前です。
小4、小5からは分数の四則演算の訓練を開始すると良いでしょう。
この練習では、量が重要です。
?粘り強さ
これは、過去の経験であったり、当事者のプライドに大きく左右されます。
自分で解くことの楽しさを知っていることと、算数への苦手意識を持っていないことが不可欠です。
まわりの環境が大きく左右しますので、出来た時は褒め、簡単にあきらめさせない経験を与えることが必要です。
なぞなぞの本などが有効だと思います。
休日など、お父さんも巻き込んでなぞなぞ大会をしれっと開催すると良いでしょう。
(子供の頃、私の家にはなぞなぞ本が大量に置いてありました)
?慎重さ
これは、「恥ずかしい思いをした」そんな経験の積み重ねで、養われます。
間違いや失敗を公にする事が効果的です。
特に集団指導を経験している生徒達は日々その緊張感を味わっています。
「しっかりと読め」「もっと慎重に」
そんな言葉はざるに水を注いでいるようなものです。
「何でこんな簡単なミスをしてしまったんだろう、恥ずかしい」
そのように思わせることが必要です。
逆に「誰も解けない問題を解いたことがある!!」そんな経験があると、より慎重に考える習慣が身に付きます。
?思考力
ここは、要因?〜?も大きく関わるところです。
1、文章問題が出来ない
問題を読ませ、問題の絵を描かせてみましょう。
文章の「精読」が出来ていないか、「語彙」が足りないか、一目瞭然です。
「語彙が足りていない」場合は、経験不足です。
低学年の子供達には、一人でお買物、出不精の子ども達には外で遊ぶ時間を作ってあげましょう。日々の生活や遊びを通して学ぶ事が足りていない状態だからです。
特に計算問題ばかりを多く練習してきた子ども達に多い例です。
計算が出来るけど、文章題が解けない。そんな子ども達は典型的なパターンです。
2、空間図形把握
これは、「越えられない壁」の代表選手です。
小3までの外遊びで身に付くと言われています。
また、積み木を積んで、壊して、積み直して・・・
そんな経験があると良いとされています。
さて、参考になったでしょうか?
問題点がどこにあるかによって、対策を変えアプローチしなければなりません。
当塾の算数道場では、?〜?の1まで(空間図形把握能力以外)を訓練することが出来ます。
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※ 052−304−0781 共田(ともだ)まで