[2016年4月23日]
こんにちは、春田校の共田です。
父が大学でフランス文学を専攻していたので、山積みの本に囲まれて育ちました。
そのおかげか、今でも週1冊程度の読書ペースに変わりはありません。
さて本日は、
「奇跡を起こすスローリーディング」
著 伊藤氏貴
という作品をご紹介します。
テーマは「遅読」ですが、「速読」と「遅読」の目的の違いと、「遅読」の効果について、述べられています。
私的意見ですが、「情報を貯めるサーバとしての脳の活用」は必要でなくなり、人間に「知識量」は求められなくなる時代が来ると私は考えています。
むしろ、情報量に関してはコンピュータの足元にも及びません。
この作品の中では、「伝説の灘校・国語授業」の紹介もあり、中学受験指導の講師としても、「おっ」と思うようなところもありました。
入試で求められる速解のスキルと、遅読で養われる思考を鍛え、中学入試にも打ち勝てる子供達を育成していきたいものです。
誤解があるかもしれませんが、入試に知識は必要ですよ♪