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2016年1月27日(水)の発表で、大学入試の複数回実施が見送られることが検討されるとのことです。
※現在、協議が進行中のため、全てが決定しているわけではございません。
以下は2015年10月現在で決定しているところまでを掲載いたします。
【なぜ今 『改革』なのか】
◆中央教育審議会が示した日本の現状
? 生産年齢人口の急減
? 労働生産性の低迷
? グローバル化・多極化 など
つまり、大人が予想しているよりも、はるかに速い世の中の流れ
これまでと同じ教育を続けているだけでは、これからの時代に通用する力を子どもたちが育むことはできない!
これらの現状を踏まえて、新たな時代を見据えた教育が待ったなしで始まっています。
【大学入試改革 6つのポイント】
◆ポイント1
「高等学校基礎学力テスト」「大学入学希望者学力評価テスト」
これらの2つの「新テスト」が新設されます。
◆ポイント2
一般入試、推薦、AO区分が廃止!
センター試験が廃止され、国立・私立とも個別選抜が変わります!
◆ポイント3
「高等学校基礎学力テスト」は、高2・3の夏秋で複数回受検が可能となります。
現行の推薦・AOに影響の可能性も。
◆ポイント4
「大学入学希望者学力評価テスト」は、高3での複数回受検が可能。
将来的にCBT−IRTをめざす。
※コンピューターのキーボードを使うのでブラインドタッチができない生徒はかなり不利?
◆ポイント5
「大学入学希望者学力評価テスト」は、教科の枠組みが変わる!
「教科型+合教科型+総合型」へ。
※英語で理科の問題が出題されるなど総合学力が試される。
◆ポイント6
2つの新テストに対して、遅くとも3年後からカリキュラム・指導内容の対応が求められる。
【大学入試改革スタートは2019年度から!】
2019年度に高2対象の第1回「高等学校基礎学力テスト」が行われます。
つまり、2015年度において中学1年生の方が対象となります。
同時に、2015年度の中2生をもってセンター試験が廃止となります。
※中2は浪人することができるのかどうか、救済措置は未定。
【高等学校基礎学力テストについて】
基礎学力の確認を目的として実施されるテスト
・対象教科・科目は、2019年度〜2022年度の試行期間中、「国語総合」「数学?」「コミュニケーション英語?」の3科が上限。2023年度以降は社会・理科も含めて必履修科目へ。
・出題内容は、従来型テストと同様「知識・技能」重視型。一部に記述も取り入れる。
・年間2回程度実施され、高2〜高3で複数回受検可能。
・結果は10段階以上評価で表示され、調査書に記入。
・試行期間は、選抜の資料として使用しないのが原則。現行の推薦・AO入試に影響が出るかは不透明。
・進学時や就職時に基礎学力の証明や把握の方法の一つとして利用できる。
【大学入学希望者学力評価テスト】
実質的に大学受験の資格試験となる
・評価の中心は「思考力・判断力・表現力」
・「教科型」「合教科・科目型」「総合型」を組み合わせて出題。
科目数は簡素化される。
・選抜性の高い大学のため、高難度の問題が選択問題として出題される。
・試行期間は、短文記述式の問題が導入される。
・英語は民間の資格・検定試験を活用。
「読む」「聞く」「書く」「話す」の4技能で評価する。
求められる4技能は英検準1級レベル。
ただし、大学によって検定試験の対象が異なるので、事前調査が必要。
・高3で受検。年複数回実施され、複数回受検可能。
・結果は段階別表示によって示され、大学の個別選抜への資格試験的利用も促進。
【『個別試験』について】
受験生は2つの新テストと「個別試験」を受験します。
・大学の個別選抜は、大学が求める学生像を明らかにしたうえで、「入学者に求める能力」を評価するものになる。
・具体的には次のようなものが挙げられている。
小論文、面接、集団討論、プレゼンテーション、調査書、活動報告書、大学入学希望理由書や学修計画書、資格・検定試験などの成績、各種大会などでの活動や顕彰の記録、その他受検者のこれまでの努力を証明する資料などを活用。
・上記の改革により、現在の「一般入試、推薦入試、AO入試」の区分は撤廃。
【英語外部検定試験について】
従来は英検が重視されていたが、英検は3技能を確かめるためのもので(来年から改定予定)、これからは4技能を測るその他の検定も重視される。
各検定スコア・級の評価はCEFR(セファール)という統一の「ものさし」でレベルを測る。
◆対応検定試験
IELTS、TEAP、TOEFL IBT、英検(準1級以上)
※英検狙いは至難の業?TEAP(ティープ)がねらい目と言われている。
※詳細は別バナー「英語4技能」を参照
待ったなしの改革。
大学入試の改革に伴い、高校入試、小中学校の授業内容も変わります。
どれだけ準備できていますか?
笑いごとでは済まされません。
既に多くの方が幼少期から英語や思考力の訓練を始めています。
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