[2015年10月9日]
こんにちは、松上です。
いつもブログを読んでいただいてありがとうございます。
素読100遍、意自ずから通ず。
江戸時代の武士の子弟は、論語などの漢籍を暗誦できるようになるまで読まされたと言います。
現代でも音読は「最強の学習ツール」だと思っています。
国語、英語、社会、理科、それぞれの教科書を毎日15分音読しましょう。数学(算数)ですら、音読は有効です。読んでいるうちに、頭の中にイメージができて、回路がつながってくるからです。
100回と言わず、200回でも300回でも読み続ければ必ず成績は向上します。
音読というと、小学校高学年以降、おろそかになりがちです。でも逆に学年が上がれば上がるほど、そして中学生こそ、音読を続けて欲しいと思っています。
ところで、京都大学は百万遍(ひゃくまんべん)というところにあります。地名の由来は、後醍醐天皇の頃、知恩寺の八世善阿空円上人が百万遍念仏を唱えたところ疫病が収まったことから、後醍醐天皇より百万遍という号を賜ったと伝えられています。
音読を継続するには、根気(忍耐かも)と工夫が必要です。
もし、教科書を百万遍読めば京大に合格できるとしたら、あなたは音読しますか?
(追伸)
中間テストが近づいています。教科書をしっかり音読していますか?
教科書は大事ですよ!