[2015年10月12日]
こんにちは。今日も音読の話です。記憶や学習、感情をコントロールする前頭前野をきたえるのに効果的なのが「音読」です。文章を声に出して読むと、前頭前野が活発にはたらくと言われています。
テレビを見ているとき前頭前野は休んでいる
テレビを見たり、コンピューターゲームをしたりすると、いろいろな知識や情報が入ってくるので、脳が刺激されて活発に働くと思っている方も多いでしょう。
でも、実際には、脳のごく一部だけしか使われず、前頭前野はあまり使われていません。
それに対し、音読しているときは、前頭前野を始め、脳のいろいろな場所が活発に働きます。
下の図を見ると、その違いがよくわかると思います。
何もしないで記憶できる単語の数と、2分間の音読トレーニングをした後に記憶できる単語の数を比べてみると、音読をした後のほうが2語近く多いという結果になっていますね。
テレビやコンピューターゲームで遊ぶ時間が長いと、前頭前野がなまけてしまって、よくはたらかなくなる可能性があるので注意が必要です。
出典:「信濃毎日新聞松本専売所WEB・音読をしているときの脳はフル回転!より
今後とも、堺市の学習塾・個別指導塾【双葉塾】をよろしくお願いします。