[2015年3月3日]
こんにちは。Brestの久本です。
Brest南高前は東永谷中を対象としています。
この気もちはなんだろう
目に見えないエネルギーの流れが
大地からあしのうらを伝わって
ぼくの腹へ胸へそうしてのどへ
声にならないさけびとなってこみあげる
この気もちはなんだろう
枝の先のふくらんだ新芽が心をつつく
よろこびだ しかしかなしみでもある
いらだちだ しかもやすらぎがある
あこがれだ そしていかりがかくれている
心のダムにせきとめられ
よどみ渦まきせめぎあい
いまあふれようとする
この気もちはなんだろう
あの空の青に手をひたしたい
まだ会ったことのないすべての人と
会ってみたい話してみたい
あしたとあさってが一度にくるといい
ぼくはもどかしい
地平線のかなたへと歩きつづけたい
そのくせこの草の上でじっとしていたい
大声でだれかを呼びたい
そのくせひとりで黙っていたい
この気もちはなんだろう
今日の雨はなんだか暖かいですね。まさに春の予感に満ち溢れている感じです。春というのは確かにこの谷川俊太郎の詩にあるようにいろいろな矛盾した気持ちを抱え込んでいます。詩人でもない私はそれを「ムズムズ」と表したりするのですが。