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BRESTグループ/
BREST吉原・BREST日限山

[2018年3月28日]

子供にとっての「分からない」

こんにちは、BREST吉原の大里です。
当塾は、港南中及び港南中進学予定の小学生専門塾です。

我々塾講師が仕事をしていて生きがいを感じるのは、やはり生徒の「できた、分かった」という顔を見ることだなぁ、と。

今日の出来事なのですが、小学校3年生に上がる男の子の算数を担当する機会がありました。
その子は算数があまり得意な子ではなく、どちらかと言うと苦手。
その子が、こんな問題に頭を悩ませていました。

245-152=???

大きな数の引き算を筆算して解く問題です。
大人だったら何てこともない問題ですが、10くらいの4-5をするときに混乱するんですね。
となりから借りてくるんだよ、というのを最初に教えつつ、算数道場で何度も何度も同じような問題を解きます。
すると、子どもの凄いところで、やっていくうちに自分で感覚を掴んでいくんですね!

最終的に、その子はこの日、算数の引き算の練習を徹底させ、なんと最後の引き算のテストで満点を取りました!素晴らしい!

授業後にその子は「今日で引き算分かったかも」とニコニコしながら私に教えてくれました。心の底から嬉しく思います。

もしかしたら、その子は学校で引き算ができないことで泣いてしまっていたもしれません。
悔しくて、もっと算数が嫌いになっていたかもしれません。

子供にとっての「分からない」というのは、その子の人生を決めるな、と本当に心から思います。

子供たちの「分からない」にしっかりと耳を傾けていくことを、今後も我々のモットーにしようと思い返してくれた出来事でした。

算数得意になってくれると嬉しいな・w・