[2018年11月1日]
こんにちは!BREST吉原の大里です。
BREST吉原は港南中を対象とした学習塾です。
早いもので、今年も残すところあと2か月となりましたね。
毎回時間の感覚が、その年によって変わるんですよね。
去年は長く感じたり、今年は短く感じたり・・・
同じ時間のはずなのに、なぜこういった現象が起こるのか。今日はそのあたりをお話ししたいと思います・w・
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まず初めに、このことを「タイムパラドックス」と言います。
皆さんも経験があると思いますが、例えば遊びに費やす時間はあっという間に過ぎるのに、退屈な時間はなかなか過ぎないですよね。
これは、時間に対する注意がどれだけ向いているのか、によって変わります。
楽しい時間を過ごしているとき、人間は時間に対して注意を向けません。現時刻が何時何分なのか、というのを気にしないわけですね。
かたや退屈な時間になると、私たちは時間を意識しがちです。あと何分で終わるのか、を気にしだし、時計に意識を向けてしまうのです。
要は、時間に注意を向けるせいで、時間が長く感じてしまう、ということなのです。
私も経験ありますが、あまり好きではない先生の授業というのは退屈です。「あと何分聞いていないといけないのかな・・・」と思ったりもしました。
しかし、得意な教科だったり、好きな先生の授業だと、時間の経過を忘れて気づいた時には終わりを迎えます。「え、もう終わり?」という感じで。
そう考えると、時間が短く感じるということは、好きなこと・楽しいことに没頭できたかどうか、に掛かっているとも言えますね。
まぎれもなく、今年は相当早いものでした。
生徒たちのおかげで、満ち足りた経験が今年もできたからかな、とも思います。
いうまでもなく、私にとってはとても大切な時間でした。
特に、中学3年生は残り105日で卒業し、会える頻度も少なくなりますね。
この少ない時間を、どう楽しませ、どう充実させるか・・・しっかりと考え、まだまだ頑張っていこうと思います・w・