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BRESTグループ/
BREST吉原・BREST日限山

[2019年1月17日]

成人について思うこと

こんにちは!BREST吉原の大里です。
BREST吉原は、港南中を対象とした学習塾です。

1月14日は、成人の日でしたね。

ところで皆さん、成人とはどういう人たちを指しているのか、ご存じですか?

成人とは、「心身が十分に成長した人」を指すらしいですが、いまいちピンと来ませんね。

ある辞書にはこう書かれていました。

成人とは、「法的に、単独で法的行動を行えるようになる年齢に達した人」を指す、と。

余談ですが、一般的に現在20歳以上の人が成人という見方ですが、2022年には18歳に引き下げられるそうです。

法的に、ということは、社会的にということもできます。

その社会が、式に参列するその人を、真の大人として見定める節目の儀式が、この成人式だといえるでしょう。

かといって、成人式を迎えた瞬間に、20歳の人が大人になれるか、というとそうでもない気もします。

今の大人でも、「本当に大人かよ・・・」と思う人が何人もいますよね。ニュースで取り上げられたりとか。

残念ながら、成人の年齢に達したにもかかわらず、大人と言い難い人は大勢いますね。

これから20歳になる人は、「真の大人とは何なのか」、「どうすれば大人になれるのか」、という問題に真正面から向き合い、「今まで育ててくれた社会に、自分はどう貢献できるのか」を考え、「そもそも自分はいったい何者なのか」にきちんと答えを示していく必要があります。

この問題を解決するには、一日二日では到底足りないでしょう。

なぜなら、私も現在その問いに対し、明確な答えが出せていないからです。

私のような未熟者は、問いを発掘したに過ぎません。

ですが、これを思考し続けること、答えが出なくても必死にその問題に向き合うことこそ、本当の大人である、と信じています。

成人を迎えた私の教え子諸君、ぜひこのことを思考し続け、立派な大人になってほしい、と切に願います。

成人を迎えた方々へ、おめでとうございました。

ようこそ、大人の世界へ。