[2023年3月13日]
突然ですが、上の図の「A」と「B」では、どちらがより濃く見えますか?
もちろん、「A」ですよね。
100人いれば100人とも「A」と答えるはず。
ところが、答えは「AとBは同じ濃さ」。
実際に2つ印刷して折って並べると、まったく同じ濃さであることがわかります(試してみてください!)
私の授業で扱うこともあるこの錯覚は「チェッカーシャドー錯視」と呼ばれます。
この錯覚が教えてくれることは、「私たちの認識は、周りの影響により容易く歪められてしまう」ということ。
これは勉強でも同じことが言えるように感じます。
学ぶ内容が堅苦しい資料とともに提示されれば、子供たちは「つまらない」と認識します。
しかし、なじみ深い題材とリンクさせることで、「これは意外とおもしろい」といって勉強に前向きになってくれます。
錯覚ではないですが、勉強に対する認識を少しでも向上させるよう努めています!