[2016年12月12日]
こんにちは。
学習塾「あっぷ指導会」の大波多です。
中学生のノート作りについてご紹介します!
中学生のノート作りは、おろそかに
なりがちですが、小学生のノートのままでは、
増大する情報を整理できません。
また、情報を活用することも困難になってしまい、
学習の効率・効果が上がらなくなってしまうのです。
それでは、中学生の数学のノート作りについて
ご説明しましょう。
小学生のころは、計算問題を解くとき、
以下の様に書いていませんでしたか?
(1)18×2=36 (2)32×5÷4=40
(3)3×4×5=60 (4)−18×(−2)÷(−3)=−12
小学生レベルの問題であれば、問題なかったと
思いますが、情報が増える中学では、問題が出てきます。
上のような書き方は、次の2点が問題でした。
?問題と問題の間隔がせまく、次の問題と
混ざり、見づらい。
?途中式を書かず、答えだけを書き入れている。
?の答えだけを書き入れていると言う点は、
計算の内容にもよりますが、ノートの端に
メモしながら解くくらいであれば、途中式として
書いていくべきです。
?の見づらさの点は、次の問題の問題番号と
混ざってしまうほど近く、計算ミスを誘います。
また、計算が複雑になってきますので、途中式が
どんどん長くなってきてしまい、どういう
計算をしてきたのかを見返す事が困難に成ります。
改善策としては、以下のようにまとめると
よくなるでしょう。
(1)18×2 (2)32×5÷4
=36 =160÷4
=40
(3)3×4×5 (4)−18×(−2)÷(−3)
=12×5 =36÷(−3)
=60 =−12
例の問題が単純な計算の問題なので、
あまり複雑ではないですが、途中式を
書くようにして、下に展開していくことが大切です。
今、ご紹介したような内容は、小学校で
出来ている生徒さんもいますが、忘れがちなので、
改めて注意してください。
また、ノート全体の作りに関しては、
左ページ 右ページ
公式や説明文 演習問題
典型例題 解答・解説
まず、公式や解き方の説明文をまとめます。
まとめるときは、書き写すのではなく、
自分の言葉で、より簡潔にまとめるようにします。
その下には、典型例題として、テキストに挙げられて
いるものを解法とともに書いていきます。
例題が無い場合は、練習問題などから1問選び、
解説を書き込みます。
次のページからは、実際にその公式や説明文、
典型例題をもとに演習問題を解いていきます。
問題を解いていくときは、問題文だけをコピーして
貼り付けても構いません。
計算を上で述べたように、スペースをとりながら
展開していきます。
そして必ず、解答合わせをするようにします。
その際、注意する点は、ただ○×つければ
いいという話ではなく、解説をよく読み、書き込める
情報をどんどん赤ペンで書き込んでいくという事です。
赤ペンで書き込むことによって、自分の解答を残したまま、
比較する事ができます。
どういうところにつまずき、正解できなかったかを
自分自身で認識する事が、理解への近道であると考えます。
今回ご紹介した内容も、一つ一つは簡単なことですが、
これをしっかり習慣にできれば、学習の効果をあげる
助けになっていきます。
皆さんのノートはいかがですか?
是非やってみて下さいね!
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