[2011年4月26日]
それが算数であっても、理科であっても、学生が修めるべき学問の基本は、文章の読み取りにあります。科目が何であれ、設問が与えられているとするなら、問題がどのような形になっているでしょう。
そこには必ず言葉が並べられています。図や表、グラフが挿入されているとしても、言葉がなければ、到底何を意図した問題であるか皆目見当がつきません。
したがって、どんな科目であろうと、言葉を理解できなければ、答えを導くことなど不可能です。
それが大学受験であっても、高校受験、中学受験であっても言わずもがな同様です。言葉の読み取りなくして、答案をまとめることはできません。
とどのつまり、学問の源は、読解力にあります。
だから今一度、教育に奉仕する者であるなら、言葉を読み解く力を、学問の礎と重々認識しながら、子供たちへの教育に力を尽くす必要があります。
このような国語力養成の重要性を鑑み、当校では、個別、グループの国語の授業へ種々工夫を加えるほか、速読トレーニングを取り入れております。
眼から入る情報を速やかに脳が認識し、的確に判断することこそが、言葉を読み取る上での基礎的な能力です。言葉という記号を視覚でとらえ、脳の視覚野において、映像変換することで理解を促します。こうした脳の基礎力を育む訓練が、いわば当校の速読トレーニングです。「記号の映像変換処理スピード」をつけることで、先に挙げたように、国語にとどまらず、数学でも理科でも、そこに言葉がある限り、理解力を高めてくれるという働きがあります。
さて、4月25日(月)〜30日(土)までが、速読無料体験会の最終週です。内部生とそのお友達、ご家族の方々多数、お申込いただいております。外部生のご参加も大歓迎です。残りわずかになりますが、よろしければお問合わせ上、お申込ください。この機会にぜひ、多くの方々に、速読の効果を実感していただけたら幸いです。