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個別・少人数集団の塾「あっぷ指導会」
船堀校(あっぷ船堀)

[2012年7月15日]

塾・市川市本八幡の学習塾:人が人を変える塾という学び舎

 7月に入り、学校の学習も一区切りつく時期とあって、当塾あっぷ指導会「市川市・本八幡校」では、夏学習へのスタート期に入るにあたり、学習イベントを拡充することで、子供たちのモチベーション強化に努めております。

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 当塾の本ブログにて、成績を上げ、志望校合格を果たすための、学習3支柱こそ、「自発」、「計画」、「推進」であるとして、この三つの重要性を強調してきておりますが、まず何よりも、「自発」です。子供たちの自発性へ結びつく、精神面の改善こそ手を打つべきです。

 生き方のベース、基軸となる、政治的、社会的な考え方をイデオロギーと言いますが、イデオロギーというほどではないにしても、その人間の基本的なスタンスというものがあります。

 これを自然体という言い方もできるでしょうが、自分がごく自然でいられる場合、どんな性格で、どんな考え方をしているかも、学習を積み、いつか社会へ出ていく上で、とても大切です。

 何事も後ろ向きにとらえてしまう人もいるでしょうし、何か事が起きたとき、ただ見て見ぬふりをする現状維持タイプもいれば、批判ばかりに釈迦力になる急先鋒だっています。

 誰が見ても、それは自分が見たって、その性質自体を改めるべきなのは明らかなのに、ついつい自分の自然体がでてしまうものです。そうなると、やっぱりその姿勢こそが、悪いことに学習の成果の足を引っ張ります

 結局のところ、自分で自分の首を絞めておきながら、その状況を正しく客観的にとらえられていません

 したがって、未熟な人間は、まずその未熟さを知ることから始めなくてはなりませんが、なかなか、自分ひとりでどうにかなるものではありません。それは成長における時期的問題があるからです。多くの場合、子供の成長段階期は、自己愛が強く、いわゆる自己中心的な物の見方から抜け出せません。どうしても他人の立場に心を置くことが不得手で、自分がどのように見られているのか、その判断が漠然としてしまいがちです。

 言うなれば、誰にでも起こりがちですが、もしもこうした一人の人間が変わるとすれば、それは人との出会いが、ドカンと地を鳴らすほど爆発力ある「きっかけ」となります。

 一人の先生が、一人の人間に、貴重な出会いという強烈な刺激剤を与えることによって、その人間のメンタリティーを変え、人生そのものまで変えることができる──そんな崇高な場所こそが、教育の場であってほしいと望みます。

 ただ観念的に望みばかり膨らますのではなく、本校西葛西校では、一人の人間の支柱にある魂を揺さぶり、その世界観を変え、壮大なスケール感ある人生へと導く「担任の指導力」を強化してまいります。

 やはり、人を変えるのは、人の力だと信じます。人が人を変える方法こそが、教育だと信じます。もっと言えば、人間が人間を変えるエネルギーあふれる場所こそ、学び舎だと信じ、日々真摯に学習環境の改善に取り組んでいきます