[2012年8月4日]
当塾市川市本八幡校では、本日もまた「長時間学習」のスローガンの下に、受験生中心に全力学習が展開されました。志高く、学びに集中する姿が、そこにあるのも、彼らがセルフコントロールを覚え、自分の脳を意識的に制御できるようになったからです。だから、毎日、真摯に、生き生きと目を輝かせ、学習計画に沿って、目指すべき目標に注力することができます。
冒頭より、当塾生徒のメンタル面の充実についてを導入としましたので、本日のブログテーマを「意識と無意識」としてつないでまいります。
そうすると、「意識と無意識」といえば、精神分析の祖フロイトですが、フロイトはかく語ります。
「自分を一番に知るのは自分ですが、一番自分を知らないのもまた自分です」
人間の脳は、意識できる部分と、無意識が働く部分とがあり、必ずしも、自分の脳を完全に掌握して、隅々までコントロールできるものではありません。
何にしたって、自分自身であるのにもかかわらず、うまく自分を操縦できないもどかしさは、誰もが経験することとであって、確かに意識が行き届かない力が自分の内側で密かに眠っています。
こうした能力は全くもって、眠らしておくにはもったいなく、無意識の中に埋没し、いつまでたっても浮き上がらない潜在能力を、いかにして機能させるかは、人生における大きな課題です。
では、この解決策の糸口はどこにあるのかといえば、やはり学問です。ここまでの、意識と無意識のついての分析もまた学問のひと要素であるように、学問こそ、あらゆる問題の解決をはかる最も優れた方法です。もうひとつ加えれば、無知なる人間に多くの生き方を与える偉大なる師です。
たとえば、脳科学や心理学、あるいは生命科学などの学問は、自分の眠れる脳をどのように活かしていくか、大いなる知見を与えてくれます。
また、学習塾で学ぶ子供たちがそうであるように、英語や数学等の科目ごとの学問をツールとして、思考力を豊かにすることで、脳の中で回路が複雑につくりあげられ、その結果、自分の思考が縦横に行き届く世界観を広げることができます。
当塾市川市本八幡校では、まさに今、夏学習期間のただ中にありますが、ぜひとも、当塾ならではの、学問の魅力に酔いしれ、とことん学習に没頭しませんか。皆さまの知的好奇心を存分にくすぐり、学問へのめりこむことで、脳が意識できるその世界をどこまでも大きく広げます。