[2012年8月28日]
とうとう市川市内では、夏休み最後の1週間がスタートしました。学校によっては、9月早々、中間試験日程に入りますので、学習塾としては、うかうかしていられません。
何よりも先手必勝です。子供たちからすれば、まだテスト範囲表が配られていないからと、テスト対策をおろそかにしがちです。しかし、だからこそ、チャンスです。いかにみんなより先んじるかで、その分実りは大きくなります。
多くの場合、日本人に主体性がなく、みんながそうするからという理由で、選択しがちです。一人異なる行動をとることを恐れ、どこかに行列でもあったものなら、そこに並んでしまうのが、日本人の不可解な行動パターンです。見習うべき行動であろうと、反面教師とすべき行動であろうと、みんなと同じという安心を得たいと、日本人は思い込みがちです。
こうした横並び意識は何も今に始まったことではありません。日本の教育レベルが高かった時代は、みんなでまねし合えば、高め合うことになったかもしれません。ところが、今はどうでしょう。日本型の産業もしかり、教育もしかり、多くの点で、日本はもはやトップランナーの地位を失っています。
見習うべきは、国内ではなく海外です。海外の学生は、プランニングやプレゼンテーションの力で秀でています。みんな同じを共有したいという意識よりも、本気で自分の人生の価値を高めるため、オリジナルの自分の物語を創ります。彼らにあるのは、物まねではなく、個性です。
みんながのんびりしているから自分も同じがよいなどと言わないで、ぜひとも、自分のたったひとつの人生なのですから、自分という一個の存在を際立たせてください。
誰よりも先んじて学び、突き抜けるくらいに学ぶことです。ブレーキペダルなんていりません。踏むべきはアクセルペダルのみです。