[2012年9月2日]
インフラ──正しくいうとインフラストラクチャー【infrastructure】といいます。基盤、下部構造の意で、一般的には、上下水道や電気、ガス、道路などの公共性のある社会基盤として使われる言葉です。また産業などにおいてシステムを有効に機能させる基盤的な設備や制度という意味合いもあります。
たとえば、水道がなければ、井戸か川へ水をくみにいかなければなりません。もしもガスがなければ、炉にまきや練炭をくべなければなりません。もしも電気がなければ、あるいは、道路がなければ、想像するだけで、生活は不便でなりません。
当塾の学習においても、インフラは大切です。学習のシステムを有効に機能させる基盤的な設備、制度という意味において、「学習インフラ」の整備は必要不可欠だと考えております。
当校では、生徒の学習状況は、すべて生徒ファイルと呼ばれる各生徒のファイルで管理されています。学習カリキュラムや、テスト範囲表、成績データ……また授業日当日や、自習時の課題演習プリントが挟み込まれております。生徒が学習しやすいように、学習インフラの一部として、効果的に運用しています。
当学習塾の場合、生徒を直接指導する担任以外に、担任をサポートするチューターというリーダー講師もおりますので、この生徒ファイルがあることで、スタッフ間の情報共有も可能となります。
授業日の際は、生徒が入室後、この生徒ファイルを手に取り、ブースまでこれを運びます。担任はこれを受け取り、生徒ファイルに挟まれている学習材料を説明します。授業後に挑戦する学習課題プリントの趣旨を説明し、子供のやる気を引き出します。
場合によっては次回定期テストの目標点数を生徒と担任で決め、定期テスト目標点数記入表に記載します。定期テスト終了時は、問題や答案のコピーを回収するのにも、このファイルを利用し、解き直しを実施します。今月4月の時期でしたら、学校行事表やシラバスなどの管理が始まり、年間の学習計画を作成します。
生徒ファイルは、担任の授業が終わると、生徒の手で、リーダー講師のチューターに渡ります。ここには毎回学習課題プリントが挟まれていますので、これをチューターがチェックした後、このプリントに鋭意取り組ませます。担任がつくりあげる生徒ファイルの中身を目に留めることで、チューターは情報共有し、担任に適切なアドバイスをしていくことができます。
また学習インフラは、担任とチュータ―の橋渡しとなる、生徒ファイルにとどまりません。あっぷシステムという名前の学習管理ソフトを利用することで、生徒の学習情報を調べることができます。授業記録や生徒ごとの報告登録、成績情報をコンピュータ上ですべて入力されておりますので、この累積情報をもとに、担任とチューターは最も効果的な学習戦略を練り込むことができます。
その他には、自習参加の際に、使用できる動画配信授業「e点講義」も、当校自慢の学習インフラのひとつです。全単元無料にて利用できますので、予習や復習にいかせます。
定期テスト対策月間になると、利用率がぐんと高まります。英検の受検日間近になると、動画配信授業の英検対策講座も、無料にて使用可能ということもあり、あっぷ生はこぞって動画配信授業用コンピューターへ集まります。動画配信授業用の学習カリキュラム表も作成しておりますので、先の生徒ファイルでこれもまた一元管理しております。担任の方で、予定日を組み、実際の実施日がいつか確認できるよう工夫が凝らされています。
このように学習インフラを整備することで、円滑に学習作業が進められます。子供たちの学習時間あたりの学習効果が一段と高まるのもまた、学習インフラの妙味です。授業の質を高め、生徒の学力を効果的に飛躍できるようにするためにも、当校では現状に満足せず、さらなる努力を続けて参ります。
※学習課題プリント:答案の各解答欄にはバーコードが印字されており、不正解の問題はバーコード入力。入力するとデータベースのコンピュータが反応し、類題がプリントアウト。この類題プリントを再チャレンジすることで定着度を飛躍的に向上することができます。
施設費(※自習室利用含む) 0円!
その他の特典
・「動画配信授業」が 0円で、使い放題!
・受験指導強化体制!
・定期テスト対策、各種受験ガイダンス 0円!
・教材費実費のみ支払い!