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個別・少人数集団の塾「あっぷ指導会」
船堀校(あっぷ船堀)

[2012年9月28日]

塾・市川市本八幡の学習塾:本質の時代

 インフォメーションテクノロジーの発達により、気づいてみれば、ここ数年の間に、ライフスタイルに大きな変化が見られます。

 もはや携帯電話はスマートフォンが主流となり、子供までがタッチパネルを操作するのが日常の光景です。

 また私自身の買い物の仕方も、eコマースを利用したショッピングが中心となり、最近では海外サイトを経由した商品の購入も、ごくありふれた日常となっています。

 今の時代、情報技術が進化し、いっそうグローバリズムが進行する中で、大きく生活様式が変わるのなら、人間の考え方も当然これに比例して変化を伴います。

 オフラインからオンラインへ切り替わった時代において、日本型の本音と建前を使い分ける慣習はアナクロニズムと化し、まさに世界を席巻するグーグルのような企業がそうであるように、オープンコミュニケーションが世界のビジネスの基本だと言われています。

 さて、今や日本でも、eコマースの主役として君臨するのが、誰もが知るアマゾンですが、アマゾンの最高経営責任者ジェフ・ベゾスはオープンコミュニケーションについてこんな考え方を示しています。

「事実をベースとした意思決定が一番だ。事実ベースの決定が優れているのは、ヒエラルキーをひっくり返してしまうことだ。事実ベースの意思決定であれば、一番若い下位の人間が、一番上の者を議論で負かしてしまうことだってできる」

These are the best kinds of decisions! They're fact-based decisions. The great thing about fact-based decisions is that they overrule the hierarchy. The most junior person in the company can win an argument with the most senior person with a fact-based decision..

 古い時代の日本には、政治的解決という姑息な手法があり、理論だけで行動するのではなく、実際の状況に基づいて物事を処理することもあれば、はたまた駆け引きし、策を めぐらすやり口があったかもしれません。

 しかし、オンラインの時代にあっては、やはり、何が正しくて、何が誤りか、是であれば是、非であれば非と言う、道筋の立て方こそ、正義です。情報が露見しやすい時代にあって、本質論無くして、不特定多数の人間たちを納得させることは不可能です。

 何よりもこうした本質が求められる時代にあって、私どもが従事する教育もまた、変化に乗り遅れてはなりません。誠実な心をもって、世界に通用する人材を輩出することこそ、教育者の本質的価値ではないでしょうか。




あっぷの成績向上プロジェクト 成績優秀者 
金賞:Sくん (本八幡校)
銀賞:Hくん (西葛西校)
銅賞:Mさん (船堀校)


*当塾成績向上委員会が、教室推薦を受けた生徒の成績を判断材料とし、厳正な審査の下、決定致しました。また学習の一助となることを願い、当塾代表より表彰し、図書券を贈呈します。