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個別・少人数集団の塾「あっぷ指導会」
船堀校(あっぷ船堀)

[2012年11月3日]

塾・市川市本八幡の学習塾:心理的リアクタンスとその対策

「あれをやりなさい。これをやりなさい」と子供に命じたなら、「今やろうと思ったのに、そんなにいうならもういいよ、勉強なんてやらない」と乱暴な言葉を返してくるかもしれません。

 あるいは学校ではこんなシーンがあるかもしれません。宿題をやらない生徒に向け、懲罰的にひたすら計算問題や漢字練習を課すとします。うまく先生の愛情が伝わらないと、ある生徒はかえってやる気が失せ、へたをすると生涯勉強嫌いになるかもしれません。

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 命令、指導に対する反発は子供において決して珍しい現象ではありません。
 こうした反発の心理作用を、心理学では「心理的リアクタンス」といいます。

 子供たちに対し、学習への自発性を促すことを放棄し、ただ学習の重量を課すという考え方は、脳科学的に大きなマイナスを生みます。近年、脳科学の研究が進み、学習効果を高めるメソドが種々開発されているので、前時代的な労役然とした学習は、もはや化石に等しい代物です。

     

 本八幡校では、学習効果を高める方法論を駆使し、学習指導に取り組んでおります。「脳を喜ばせる学習」を教室スローガンとし、子供たちに「考える楽しさ」を伝えることに工夫を凝らします。
 ある意味、「学習に夢中にさせること」、「子供たちの自発性をくすぐること」は、担任の仕事の主軸、基盤であるかもしれません。

 他の生き物と比べ、学習能力を高めることで、生存競争を勝ち抜いてきた人間であればこそ、本来学習する力を秘めています。何かのきっかけで勉強嫌いになった子だって、頭脳を持つなら、言わずもな、知的好奇心を持っています。新しい知に巡りあった瞬間、誰もがそうであるように、脳内ではドーパミンという快楽物質が分泌される仕組みとなっていることは、様々な脳科学の専門書にも書かれているところです。

 ぜひとも、子供たちには、学習そのものを楽しむことに目覚めてほしいと願い、本日もまた当校の担任ならば、あらゆる方法を駆使し、彼らの自発性をくすぐります。


あっぷの成績向上プロジェクト 成績優秀者 
金賞:Sくん (本八幡校)
銀賞:Hくん (西葛西校)
銅賞:Mさん (船堀校)


*当塾成績向上委員会が、教室推薦を受けた生徒の成績を判断材料とし、厳正な審査の下、決定致しました。また学習の一助となることを願い、当塾代表より表彰し、図書券を贈呈します。