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個別・少人数集団の塾「あっぷ指導会」
船堀校(あっぷ船堀)

[2012年11月12日]

塾・市川市本八幡の学習塾:灯火親しむべし

 秋の日はつるべ落としと言いますが、日が暮れるのがとても早く、また空気もひんやりと感じられます。

 四季の中で、日の出から日の入りの時間が最も短い秋の季節は、秋の夜長などという表現もあるように、夜の時間をどう過ごすか考えどころです。

 ただし、当塾本八幡校の受験生は、一も二もなく教室で夜を過ごすことを選びます。当然学習に注力するためです。

 ちなみに秋というと、唐の詩人、韓愈はこんな詩「符読書城南詩」をのこしています。

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 時秋積雨霽 新涼入郊墟 燈火稍可親 簡編可卷舒

 書き下すと、

 時秋にして積雨はれ、新涼郊墟に入る 燈火ようやく親しむべく 簡編卷舒すべし
(季節は秋になり、長雨の空もすっかり晴れ渡る。あたかも灯火に親しむように、書物を巻いたり広げたりするのに適している)

 この韓愈の詩を由来とし、誕生した言葉「灯火親しむべし」から、秋の形容の仕方として「読書の秋」などとも言います。

 古き時代とは生活様式が変わったとはいえ、昔の言葉の名残はどこか情趣があり、その雰囲気を今も色濃く伝えます。

 秋の夜長、参考書やノートを開き、学習にふける学生たちの姿は、なかなか秋の夜になじみ、風雅な景色がそこにはあります。



あっぷの成績向上プロジェクト 成績優秀者 
金賞:Sくん (本八幡校)
銀賞:Hくん (西葛西校)
銅賞:Mさん (船堀校)


*当塾成績向上委員会が、教室推薦を受けた生徒の成績を判断材料とし、厳正な審査の下、決定致しました。また学習の一助となることを願い、当塾代表より表彰し、図書券を贈呈します。