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個別・少人数集団の塾「あっぷ指導会」
船堀校(あっぷ船堀)

[2012年11月24日]

塾・市川市本八幡の学習塾:とことん「まねる力」

 かつて白物家電といえば、日本製造業の十八番でしたが、今では、冷蔵庫や洗濯機などの白物家電マーケットシェア第1位は、中国企業のハイアールです。

 このハイアールを束ねる張瑞敏(チャン・ルエミン)会長は、松下幸之助氏や稲盛和夫氏の書籍を愛読し、経営のヒントにしていると言います。

 また飛ぶ鳥落とす勢いの韓国企業サムスンは、かつて日本企業に大きく後れをとっていた時代がありましたが、今ではその立場は完全に逆転しています。

 11月22日付の新聞報道によれば、格付け大手のフィッチ・レーティングスがパナソニックとソニーを投機的(債務が履行される保証がないという判断)としましたが、一方サムスンは、世界のブランド価値ランキングで9位に躍進しています。ちなみに、パナソニックの最終損益が約7721億円の赤字に対し、サムスンは約9千億円の黒字です。

 聞くところによれば、サムスンの李健煕(イゴンヒ)会長もまた松下幸之助氏の著作を読み漁り、顧客第一主義を徹底的に学んだそうです。

 さらにもうひとつ。アップル創業者のスティーブ・ジョブズ氏は、若い頃にソニーブランドに憧れ、アップルコンピュータ(現アップル)を立ち上げたとき、「コンピュータ界のソニーを目指す」との目標を掲げました。実際にソニーの工場を見学し、ごみ一つなくすべて整理が行き届いた生産ラインを見て大いに感動したこともあれば、ソニー商品のデザインから多くをまねしたとも言われています。

 いずれも世界をリードする優れた企業の始まりは、見習うべき手本をつくることにあるのかもしれません。愚直なまでに、自分が良いものと信じる精神や、手法、生産工程、商品などを真似ることから始まり、いつかブレイクスルーを見つけ、ぐんと突き抜けていきます。

 さて、やはり教育のお話です。学生たちの学びにおいても、真似ることはとても大切ではないでしょうか。当塾なら、教える側の講師を手本とし、彼らの学習技術を、ものまねすることに尽きます。いかに上手に真似るか──というシンプルな方法をもって、学習技術という種々のインフォメーションを取り入れることこそ、ある意味学習の真髄といえるかもしれません。

 言うなれば、スティーブ・ジョブズ氏やサムスンの李健煕(イゴンヒ)会長、ハイアールの張瑞敏(チャン・ルエミン)会長のように突き抜けた力を得るには──何よりも真似る力を獲得することなのでしょう。




あっぷの成績向上プロジェクト 成績優秀者 
金賞:Sくん (本八幡校)
銀賞:Hくん (西葛西校)
銅賞:Mさん (船堀校)


*当塾成績向上委員会が、教室推薦を受けた生徒の成績を判断材料とし、厳正な審査の下、決定致しました。また学習の一助となることを願い、当塾代表より表彰し、図書券を贈呈します。