[2012年12月7日]
16世紀の頃のイギリスの話です。
時の権力者エリザベス1世に、財政顧問のトーマス・グレシャムが進言します。
「イギリスの良質の貨幣が、外国に流出するのは、貨幣改悪が原因です」
この故事に由来するのが、いわゆるグレシャムの法則で、内容を要約した、「悪貨は良貨を駆逐する」という言葉は有名です。
表現法のひとつとして、この言葉を引用し、たとえば「悪人がはびこると、社会秩序全体が乱れる」などと示唆することができます。
さて、当校では、「悪貨は良貨を駆逐する」ではなく、「良貨が良貨を生み出す」現象が起こります。
とりわけ、受験シーズン差し迫った時期になると、個別指導とクラス指導の生徒が融合し、受験体制が強固になります。
受験色一色の象徴的風景といえば、そうです、土曜日開催の「過去問対策学習会」です。
学習意欲の高いコアメンバーの熱気が、担任講師の働きかけも手伝い、教室全体を覆いつくします。
まさに「良貨が良貨を生み出す」のが、当校の特徴でもあります。
そして、良貨は良貨を生み出し、教室全体の合格力を飛躍的に向上させてくれます。