パソコン版を見る

個別・少人数集団の塾「あっぷ指導会」
船堀校(あっぷ船堀)

[2012年12月26日]

塾・市川市本八幡の学習塾:登り切った時に見える世界

【本八幡教室情報 受験対策月間】
過去問対策学習会スタート! 12月から
小6・中3・高3対象「正月特訓」 12月31日から1月2日の3日間 西葛西校にて!


 25日、自民党・安倍総裁と公明党・山口代表が会談し、連立政権を発足させることで正式に合意したと言います。いよいよ本日26日、特別国会が召集され、首相の指名選挙が行われることとなり、ようやく安倍政権がスタートすることになります。

 この政治のうねりに比べれば、本当に受験なんてちっぽけなことかもしれません。人の人生を80年としてみたとき、受験期などあっという間に過ぎ去る出来事でもあります。人生における受験期の価値の重さとは、このスパンにのみ比例するのではなく、言ってしまえば、質的な面においてもその濃度が相対的に、抜きん出て高いものではありません。

 なぜなら、受験期などというのは、社会に出る前の準備期間であって、決して独り立ちしているわけではなく、あらゆる面で大人たちから庇護されているからです。

 本当の壁は、社会人としてようやくスタートしてからにあります。やや厳しく申し上げれば、教育を受けられる学生時代は、何も始まっていません。学生時代にあるなら、苦難や逆境と表現するにはあまりに小さいハードルでしかありません。しかし、この小さいなりに人生に与える威力は、あながち無視できないのもまた真実です。

 ある期限を設定することで、人の心理に多くの働きかけをしてくれます。たとえば運動の大会でも、演奏のコンクールでも、そして入試もまた、ある〆切があって、そこまで本気になって挑む経験こそがとても貴重です

 こうした本気を重ねていくことで、人としての成長が突き抜けていくのではないでしょうか。目標のないフラットな毎日から、大きく何かが生まれることはないはずです。だから、人であればこそ、常に何かに挑むべきです

 きわめて大切であるとはいえ、人は成果ばかり求めがちですが、一番重要なのは、しっかり登るべき山を見つけて、どうしたら、そこまでのぼりつめられるか、工夫しながらのぼっていくことではないでしょうか。

 きっと結果はそのとき、どうにかなっているもので、思うにその結果がどうであれ、後ろを振り返ってみたら、とんでもない高さにまで、その人は、登りつめているのではないでしょうか

 それが、人としての成長だと信じます。

 高い場所には──低い場所からは見えない壮大な景色があります。だからおそらく、自分なりに納得がいく何かのゴールにたどりついたとしたら、かつてなら信じられないくらいに、自分に見える世界が、くっきりと広がっているはずです

 この景色こそが、人生における絶美です。この景色にかなう美しさはほかにないはずです。それはまた、次の目標、次ののぼるべき山をつくる、大いなる動機づけになるのかもしれません。

 おかげさまで、見える景色が変わったに違いない生徒が、このあっぷ指導会の教室に数多くいます。2学期の成績になりますが、5科目オール5を達成する生徒もいれば、素内申で 6UP したケースもあります。点数でいえば、57点から88点へ英語の得点 31点UP もありと、その他にも大変実り多い2学期を終えることとなりました。

 さらに大学入試の結果へ話を移しますと、すでに学習院大学経済学部経営学科」「都立荏原看護」「東京農業大学応用生物学部醸造科」「武蔵野大学グローバルコミュニケーション学部」と合格者が出ています。

 中学受験の推薦入試状況もまた「順天」「かえつ」「東海大浦安」合格を果たし、望みも込めて申し上げますが、この勢いは止まりそうにありません。

 きっと年明けての入試ラッシュ時期も、大きな成果を期待できるものと信じ、いっそう今打ち込む学習の価値を高めて参りたいと思います。もっともっと、この受験期を通して登るべき山を克服することで、次々と見える美しい景色の様が変わっていくことを、切に願います。この「見える世界が一気に切り替わる現象」にこそ、学びの真髄があるはずです