パソコン版を見る

個別・少人数集団の塾「あっぷ指導会」
船堀校(あっぷ船堀)

[2012年12月31日]

塾・市川市本八幡の学習塾:リアルチャレンジの年へ

【本八幡教室情報 受験対策月間
過去問対策学習会スタート!


 ついに、2012年最後の日を迎えました。
 この一年振り返るに、本年は、本当にチャレンジの年、リアルチャレンジの年でした。

 チャレンジの始まりは、4月の年度替わりです。この時期にあわせて、成績向上プロジェクトを開始し、「+20点、もしくは80点以上(高校生は65点以上)」を成績目標とし、教室全体の成績強化に努めてまいりました。

 このプロジェクトの一環として、成績表彰制度(学期ごとに金賞、銀賞、銅賞を選出し、図書券を授与)を導入するなど、子供たちや先生たちのモチベーションを向上させることで、飛躍的な成績の伸びを果たすことができました。ある生徒は、数学のテストで毎回80点以上の点数が定着し、またある生徒は、1学期から2学期の素内申が6UPし、都立入試において大きなアドバンテージを得ました。

 さらに申し上げると、6月、11月と、CMでおなじみの四谷大塚主催「全国統一小学生テスト」を開催し、これまた大盛況でした。私自身、対策授業や見直し授業、父母会に携わりましたが、お子様、親御様ともに、学びにかける熱意をひしひしと感じました。また対策授業の内容も、実際の本試験も、とても良問ぞろいで、とくに算数の問題は、当塾西葛西駅前校でも人気の、公立中高一貫校の適性検査対策に打ってつけという印象です。いくつかのアプローチの仕方があり、解き方の工夫によって、算数の世界への興味を広げる大いなるきっかけとなったのではないでしょうか

 よく算数というと、低学年の延長線上で、「問題を見たら、すぐさま一瞬の計算で答えを出す科目」というイメージを抱いている生徒がいますが、これは間違いです。

 学年が上がるごとに、文章や図の情報量が多くなり、従って、ひとつひとつのプロセスなくして、答えへたどりつけなくなります。確かに、補助線の工夫などひらめきも欠かせない問題もありますが、基本的に一瞬の魔法で解けるものではないと、できる限り早くに知っておくべきです。

 きちんと設問の情報を、ひとつの絵に描き入れ、この絵を駆使して、一つ一つプロセスをたどったのちに、計算式が立ったら解けたも同然です。あとはミスさえなければ、必ず答えへ到着するのが、算数という科目といえます。しかも、このプロセス重視型の学習こそが、スムーズに神経細胞と神経細胞の間を電気信号が流れるように仕向けてくれます。まさに細やかな思考の回路が、脳の中に出来上がります。

 また当塾で力を入れている速読部門ですが、本年ようやく、速読甲子園(日本速脳速読協会主催)にて、受講生のMAさんが全国大会10位を獲得しました。速読コースを導入して以来、最高の栄誉といえます。

 そして、本日より、正月特訓スタートとあいなりましたが、こちらもこちらで熱気漲る一大イベントとなりました。実は、過去の「正月特訓」の中で、本年2012年版が、参加者最多数を記録しました。やはり人に信頼され、人が集まらなければ、学習塾の価値は薄まってしまいます。とりわけ、入試間近の時期にあって、これだけの切磋琢磨のシナジー効果を高められたのは、とても嬉しい限りです。

 冒頭にて今年一年、チャレンジの年──と申し上げましたが、政治の世界でも、安倍新政権に切り替わり、国民最大の関心事である経済政策への挑戦が始まりました。安倍氏の積極的な金融緩和などの経済政策は、「アベノミクス」とも呼ばれ、アメリカのマスメディアでも注目を浴びているそうです。

 当面、日本はどん底から這い上がるよりないので、政治主導の下、チャレンジにチャレンジを続けることを信じます。ただトップの賢明な決断力に注目がいく時代ですが、何も政治の世界に限った話ではありません

 我々自身、本年一年、皆様のご協力のおかげで、思いきった決断を行い、飽くなき挑戦を続けることで、学習環境の充実に力を尽くすことができました。

 何よりも、皆様の支え合っての学習の場です。

 心より厚く御礼申し上げます

 さて、新年まで後わずかの時間となりましたが、新たに迎える年は、さらなるリアルチャレンジ、力強い決断の年としたい──と切に希求します。