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個別・少人数集団の塾「あっぷ指導会」
船堀校(あっぷ船堀)

[2013年1月2日]

塾・市川市本八幡の学習塾:本物のチャレンジ、本物の教育

 明けましておめでとうございます。

 本当に、旧年中、たいへんお世話になりました。多大なる皆さまのご信頼とご支援あって、当塾「あっぷ指導会」は新しい年の、真新しい最初の日を迎えることができました。

 新たに年が変わろうとも、何よりも、塾は人です。教わるのも人、教えるのも人、互いに支え合うのも人です。人に信頼され、人が集まってこそ、教育機関の存在価値は高まります。

 一貫して変わらないのは、教育が人を育て、優れたリーダータイプを世に送り出すことですが、一方でテクノロジーの進化は急速で、グローバルに影響し合う今日にあって、リアルのチェンジ、リアルのチャレンジが求められる時代でもあります。

 ただ最高であればよいという時代はとっくに終わり、最速もまた不可欠であることは、産業界で指摘されることでもあります。もはや双方向性が可能となったITインフラに乗って人の心が、すぐさま、駆け巡る時代であるなら、また今さら旧態依然たるアナログ文化へ戻すことができない以上、こうした人々が生み出す需要は、いとも簡単に、市場に出回りやくなります。

 その結果、物を変え、この物を、次々と手に入れる機会を持つことでライフスタイルまで変わり、そして、営みの在り方が切り替わることで、人の心が多様に変わる時代にあって、教育が時代に取り残され、時のひずみに落ちてはなりません。ただごろっとした化石のような教育など、何の魅力も、何の価値もありません

 さて、新年を迎えた今、当塾「あっぷ指導会」は、ただ怠慢がもたらす現状維持的思想を排除すると宣言したわけですが、強調するなら、3つのプロジェクトの推進に努めていきたいと考えます。

 一つ目は、旧年スタートしました「成績向上プロジェクト」です。試験的に採用したプロジェクトですが、この試みは予想をはるかに超えた成績数値をもたらしました。いよいよ本年より本格始動するとともに、バージョンアップを考えております。

 二つ目は、「合格プロセスプロジェクト」です。「自習室での課題学習を進める午後から学習」、「動画配信授業(小学から高校範囲まで 中学受験、高校受験、大学受験強化内容バージョン)0円」、このほか、「過去問対策学習会」、「定期テスト対策学習会」など、付加的学習サポート満載です。授業のみの魅力を語るのが通常の塾ですが、当塾では、授業の充実を図るとともに、総合的な学習環境充実を図ります。

 そして、最後三つ目は、「合格の先プロジェクト」です。本当は昔から、教育の場は、社会へ優れた人材を供給する基地のはずであり、江戸時代の寺小屋や江戸末期の私塾「松下村塾」などは、日本の教育レベルを上げ、社会におけるリーダーたちを輩出しました。それが証拠に、日本の就学率(明治初期に70%以上とも言われています)も、これに伴う識字率もまた、世界最高水準を誇っていました

 しかし、今の日本は、大学を出ても4人に1人が非正規雇用かニートとなり、また順調に就職できたとしても、そのおおよそ3割が3年内に離職してしまうという数値があります。今の日本の公教育では、とにかく大学へ行けばどうにかなるという思想がまかり通り、一向に学校教育の学びが、未来の仕事へコネクトしません。

 見事、学校改革を成功させた優れたイノベーターに出あう機会もありますが、残念ながら、日本の多くの公的教育現場では、思考がミクロです。教育が教育だけの世界であって、本物の教育ではありません。本物の教育は、今取り組む教育の先に、未来がなくてはなりません。未来に活躍する一点へつなげるために、教育は存在しえます。

 とりわけ、当塾は、今の学びの一つ一つを、未来に活躍する一点へつなげることこそ、教育の使命と考えておりますので──「合格の先プロジェクト」にかける思いを一層高めなくてはなりません。

 ただ、新年早々、語るとあまりに長くなりますので、また別の機会に、このあたり、「合格の先プロジェクト」につきまして、熱く語ってまいります。本年目指すは、「教育が未来の仕事につながらないえせの教育」ではなく、「教育の力によって優れた仕事人を創造する本物の教育」です。

 末筆になりますが、こちらのブログもおかげさまで皆さまの支えありまして、どうにかこうにか1422回を重ねてまいりました。おおよそ3年と10カ月続けてきたことになります。継続は力なりと言いますが、実際のところまだまだ、力非ず、です。

 ただ願いだけは人一倍です。子供たちに、志高く、事を成してほしいと願うのなら、教育者こそが手本とならなくてはなりませんし、また容易く子供たちに負けたくありません。

 どうしたって能力に限界があるかもしれませんが、力が10あるなら10出すことです。教育という崇高な仕事を通し、全人格を思い切り表現することです。

 誰よりも志だけは大きく持ち、どこまでもリアルチャレンジを貫き、いつか本当にこの世界を変えたいと強く願い──そして、さあ、本年一年、スタートです!