[2013年1月23日]
【本八幡教室情報 受験対策期間】
1月の入試対策学習会(中3・小6)
いよいよ新学年先取り学習スタート!
4月から新学年中学生コース開講!
きっとこの世界で、最も悲しむべきことは、人間の死です。アルジェリア人質事件では、日本人を含み多くの犠牲者を出す結果となりました。あまりに痛ましい惨事ですが、人の死に悲しみを覚えることで、その悲しみの分だけ、今ある命の尊さを思い知らされます。
いつ途絶えてしまうかもしれない命だからこそ、人は毎日を真剣に生きていかなければなりません。人が集まって成り立つ国もそうです。決して他人事と投げやりにならず、自ら真剣に幸せな社会を創っていかなければなりません。
そういう清廉な思想を持つのなら、日本人は反省の気持ちをもって、新しい政府の下、新たな社会を整えていくことになります。安倍政権発足以来、いわゆるアベノミクスと呼ばれる経済政策が推進されていますが、まさしく危機突破内閣は解決へ向けて走り出しています。最早、現状維持、先送り体質を打破し、日本人全員で、すべてを迅速に解決することが求められます。
日本銀行も、政府と足並みをそろえる方針のようで、22日の金融政策決定会合では、期限を定めず市場から国債などの資産を、毎月13兆円ほどを買い入れる「無期限緩和」を採用しました。要するに、消費者物価2%の上昇を目指す「物価目標(インフレターゲット)」を念頭に置いた決定だということです。
さて、学習塾の話ですが、こちらもまた、今まさに正念場の時期を迎えています。ここ1週間のうちに、ぎっしり入学試験日、合格発表日が連なっています。受験生一人の気持ちになってみれば、その隙間を縫うように、次の試験へ向け、気迫を込めて、入試対策型の学習へ取り組みます。
やはり最後のもうひと伸びがあるかどうかで、合格点に届くかどうかが決まります。反対に、最後の最後、自分の弱さに負けてしまうことで、あっさり形成が逆転してしまうものです。
たとえばテニスでもサッカーでも、大舞台の国際試合でよく見られる光景ですが、必ずしも、実力がある者が勝者になるとは限りません。いえ、本当は弱い自分の心に勝った者こそが、きっと本物の実力者なのでしょう。
もちろん、折しも入学試験へ挑む生徒の気持ちからすると、何よりも意識が行くのは、志望校の合格であって、この目標があることで、かえってプレッシャーとなって、自分の弱さに屈するという現象が起きるのかもしれません。
しかし、いくら子供であるとはいえ、その人生を彩る主人公は、その人間です。たとえ10年そこそこの人生であっても、チャレンジを決断するのは自分です。自己選択の末に、幸せを獲得するのは自分です。いざ人生の大きな節目に臨むとき、力強く道なき道を切り開くのは、自分の意志です。