パソコン版を見る

個別・少人数集団の塾「あっぷ指導会」
船堀校(あっぷ船堀)

[2013年2月5日]

塾・市川市本八幡の学習塾:今、算数・数学がスゴい!

【本八幡教室情報 受験対策期間
2月の入試対策学習会(中3)
いよいよ新学年先取り学習スタート!
4月から新学年中学生コース開講!


 統計学では、確率論を基盤とし、数字はうそをつかないという大前提に基づき、数値の分析を行います。たとえば、視聴率がまさに統計学の数値のひとつです。1600万世帯の実数値にたいして、およそ600世帯をサンプルとし、視聴者がどれだけ番組を見ているかをはかります。1600万の実数に対して、600のサンプリング数はとても少ないように感じるかもしれませんが、もちろん若干の誤差はあるとして、ほぼ正確なデータをとることが可能です。

 さて、数値というと、安倍政権の発足以来、円安と株高が進行しています。日経平均について申し上げると、週間ベースで12週連続、上昇しているといいます。実は、いわゆる岩戸景気時期(1950年代)の17週連続に次ぐ記録だそうです。すでに「アベノミクス」という用語もなじんできているように、新政権による積極的な経済政策は大きな効果を生んでいることがうかがえます。

 そして、最後になりますが、当塾の数字というと、まさに、算数、数学の授業ですが、小学生の受験算数をはじめとし、一番人気の科目とも言えます。とくに、小学生のうちに、本物の算数力をつけておくことをおすすめします。ただ答えが当たっている、当たっていないというレベルでは、脳の中に回路が育まれることはありません。

 ましてや、計算ができるようになるレベルで、健全な算数脳が成長することはありません。なぜ、その答えになるのか、ひとつひとつのプロセスをつなげて、一つの答えへたどりつくことで、脳の中では、「なるほどの納得感」が快感となりながら、確実に思考の回路ができます。

 脳科学的にいうと、次に「新たな類題」という外部刺激を与えた時、すでに思考回路ができていますので、ここで電気信号がめぐります。これが本当に理解し、定着したという状態です。

 小学生のうちから、学問の根っこを育てるのなら、やはりおすすめは、算数です。考える力を養うのにはもってこいで、「こう思うから、こうだ」と浅はかに語ってしまう非学問的思想が通じないのが、算数、数学の世界です。なぜ、その答えになるのか、ひとつひとつ根拠を組み立て、美しくその論拠を示すのが、算数、数学の世界です。

 規則的に配列された数字と記号は、まさに絶美であって、この世界の虜になっているのが、天才的数学者たちです。世界の真実を解き明かす、最も優れたこの学問の魅力を、ぜひ堪能してみてはいかがでしょう。きっと自分の見える世界観を広げ、自分の未来の可能性まで大きくしてくれるはずです。