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個別・少人数集団の塾「あっぷ指導会」
船堀校(あっぷ船堀)

[2013年2月25日]

市川市本八幡の進学塾:自ら主体的に選択する力を

【本八幡教室情報 受験対策期間
2月の入試対策学習会(中3)
いよいよ新学年先取り学習スタート!
4月から新中学3年生理科社会コース開講!


 世の中で最も大切なことは、志高く、自分の持っている力を最大限引き出すことなのでしょうが、一方で、そこには同じように挑戦するライバルたちがいます。どうしても合格者に対して受験者が多い以上、相対的な順位の中で、決着することになります。

 そうすると、確実に言えることは、希望通り進学先が決まる人もいれば、そうでない人も必ず出てきます。皆が皆、横並びにゴールできないのが、この市場原理に基づく社会です。本気と本気とがぶつかり合い、互いに切磋琢磨するからこそ、いっそう社会がよくなるのであって、そういう健全な社会の装置がいつだって機能しています。

 個人の恣意ではどうにもならない、厳格なルールがあり、その中で我々は喜ぶこともあれば、悲しむこともあります。子供の時分は多くの場合、大人たちの支えがありながら、受験という競争に突入することになりますが、いつか大人になれば、自分の親たちがそうであるように、もっと壮大な競争原理の中で生きていきます。そう考えると、受験とは、大人になる前の登竜門のようなものかもしれません。

 何にせよ、2月28日(木)の後期選抜で、公立入試が終了することになりますが、ただ合格か不合格かに振り回されるだけではなく、またひとつ大人へと成長したことを自覚し、いつかピーターパンなんかではなく、本物の大人になる決意をしてください。

 やはり大人たちによって支えられる子供時代は、将来大人になるための準備期間なのですから、大人への階段をのぼる責任があります。この責任を自覚できるようになったとき、本物の幸せを実感できるはずです。

 所詮、大人たちによって与えられる隷属的幸せなどまやかしであって、主体的に自己決定できる人間になればこそ、自らの思考の世界を広げ、自ら選択する喜びを存分に味わうことができるのではないでしょうか。