[2013年3月4日]
【本八幡教室情報 受験対策期間】
2月の入試対策学習会(中3)
いよいよ新学年先取り学習スタート!
4月から新中学3年生理科社会コース開講!
自分の人生経験からすると、確かに東大卒の人間は、一般的な大卒者に比べ、能力知的には上だと思います。
しかし、時おり、高学歴であるはずなのに、「あれ?」と首をかしげたくなることがあります。
いわゆる使えない東大生というタイプです。また「東大までの人」と揶揄する表現もあります。
ある記事によれば、小泉内閣時代に総務大臣などを歴任した竹中平蔵・慶應義塾大学教授は、「東大を出ても大したことがない」と言います。こうも付け加えます。
「日本の受験など通過点であって、その先の世界の厳しい競争で勝てるかどうかだ。日本の人材は日本の社会に依存せず、堂々と自立してほしい。世界に通用するリーダーになってほしい」と。
誤解のように申し上げますが、多くの東大卒者は優秀であると明言します。ただ、必ずしも全部が全部、万能選手とは限らないということです。
確かに日本型の試験を潜り抜けた最高峰の人間たちは、記憶力に長けています。問題に対して、一つ一つたどり、答えへたどりつけるだけの、精密さを持ち合わせています。
ところが、新しい何かを生み出すクリエイティビティというと、途端に、別人のようになってしまう方がいます。あるいは、何か大きな問題が起きた時、率先して解決する力があるとは限りません。
考えるに、学生時代の間は、必ず問題集などの教材には答えがあります。こうしたペーパー型の予め答えが決まっているものについては、図抜けた能力値を見せるのが日本型教育のトップを走る人間たちの顕著な特徴でしょう。
しかしながら、いったん社会に出てしまえば、教材に載っているような、ひとつの明確な答えなんてありません。経済活動においては、ピーター・ドラッカーの言葉を借りれば、企業の使命として、市場のなかで、顧客の創造を目指していかなければなりません。そうすると、答えは何かといえば、不特定多数の人間たちの心です。
では、所属する社会のなかで、様々な問題が発生した場合、何が正しい答えかというと、やはり、その状況、その状況における、不特定多数の人間たちの総意です。
何にしても、日本一国で成り立たない、グローバルの時代です。一昔前とは異なり、インターネットの世界ではグーグルのような企業が出現し、すっかりアマゾンのようなネットサービスは、我々のライフスタイルに溶け込んでいます。
政治的にも、経済的にも、米国や中国、EU諸国と影響し合う時代にあって、おそらく従来はもう通用しません。ドラッカーの言葉をもうひとつ借りれば、企業の使命とする顧客の創造のためには、マーケティングとイノベーションが要となります。
そうすると、教育に生きる人間たちもまた、市場の反応を読み取りながら、イノベーションに力を尽くしていかなければなりません。
まさに新年度が始まるにあたり、教育イノベーションの意志表示として、一大学習イベントを実施いたします。
その名も、県立入試本年度「なるほど解説」会 です。3月16日(土) 本年度・県立入試をイチはやく解説します。よろしければ、ぜひ、新受験生の方々、お友達お誘いの上、ご参加ください。
皆さまのご要望にこたえる形で、
本年度県立入試「なるほど解説」会 実施します!
本年度県立入試「なるほど解説」会
日時:3月9日(土)
会場:
あっぷ指導会本八幡校 ビル二階
申込先:
あっぷ指導会本八幡校 047−393−4377
【プログラム】
1:県立入試制度ガイダンス
2:本年度入試解説&ウラ技的解法
※ご予約制となっておりますので、何とぞご了承くださいますようお願い致します。