[2013年3月26日]
一つの受験期が終わり、当塾本八幡校は、新学年の移行時期の、ちょうど狭間にあたる、春の講習期間へ突入しました。
本格的な次年度1学期の授業が始まる前の、貴重な準備期間こそが、春の講習期間の特長とも言えます。
やはり何事も始まりが肝心です。
中途半端な思い、曖昧な気持ちで、事を成すことはできません。何を始めるにも、そこへ魂を注入できるかが大きな勝負どころです。
少々日本史の話になりますが、752年のその年、聖武天皇の命により建立された東大寺大仏の開眼供養が行われました。
この大仏開眼とは、大仏完成時に目を入れて、魂を入れる供養の法会です。
まさに、今、生徒面談を通して、彼らのハートに、魂を入れ、学びへ開眼させたいと、本八幡教室の講師陣も本気です。
どうしても、子供たちが持つ情報に限りがありますので、とても狭い選択の幅から、判断するしかありません。当然、多くの場合、未来にあるべき自分の姿はあいまいで、そもそも仕事観という、はぐくむべき考えを放棄しています。そうすると、その手前の学校選びまで希薄となります。
登るべき山を決めないで、山を登る過程などありません。ディズニーランドへ行きたいと思うから、その目的を果たすための交通手段を明確に選択するはずです。
いつまでたっても、自分の目指すべきゴールを決められないのであれば、言わずもがな、今の学びの価値がぼんやり薄まってしまいます。
心理学的に申し上げるなら、人は何かを手に入れたから幸せなのではありません。自分が何を手に入れたいか、よくわかっている状態こそが、幸せです。
したがって、将来自分のやりたいことが見つけられない人、自分が行きたい学校を見つけられない人は、とても精神的に不安定で、気の毒なことに幸せを実感できません。
この日本には、憲法で職業選択の自由が認められているのですから、本気でそれを行使しようと望むことから始めるべきです。将来夢中になりたい仕事が何か、その仕事へつなげてくれる学校はどこか、知ることです。
当塾本八幡校のスタッフ一同、合格の先を見据えた上で、どう受験期を過ごしていくべきか、正しい情報の提供により、少しでも子供たちの視野を広げ、日々の生活の質を改善させてあげたいと願います。
高校受験合格速報:県立国分、県立市川東、県立市川昴、県立市川南、法政二高、日大習志野、関東一特待、保善特待──等
大学受験合格速報:明治大学、立教大、学習院大、成蹊大学、芝浦工業大、東京農大、武蔵野大、駒沢大、都立荏原看護──等
中学受験合格速報:国立東京学芸大附属竹早、明大中野、専修大付属松戸、国学院久我山、十文字(特待)、中村学園(特待)、安田学園(特待)、芝浦工大、順天、江戸川女子、跡見、山脇、大妻中野、三輪田、かえつ有明、東海大浦安──等